【ザ・グレンリヴェット25年】キレイなシェリー感で満たされた、ザ・美酒！

ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️



シングルモルトの原点と称される「ザ・グレンリヴェット」のオフィシャルラインナップの頂点に君臨するボトル。
今回紹介するのは、現行品の一世代前に位置する旧ボトルや！

「ザ・グレンリヴェット25年」

パッケージから原酒構成まで大きく変化した現行品では味わえん、今となっては貴重な味のひとつ！
今回も一本まるまる、しっかりレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️

完熟した洋梨、洋梨のコンポート、サルタナレーズンのような甘みがギュッと詰まった濃密な香り😋🥃❤️

シナモンスパイス、遠くから香ると桃のような面もある。

濃厚やけど美しく、気品のある香り立ちで、イヤラシさが全く無い。

濃密なフルーツ、熟成感を感じる複雑なニュアンスと美しいシェリーの温かさが溶け合って、味音痴でも間違いなく高いやつやなと勘づくほど見事な香りやでぇ😋🥃❤️

オロロソシェリー樽で熟成された液色は濃い茶褐色に染まって、グレンリヴェット21年と比べても明らかに濃く、見た目にもその妖艶さがにじみ出とるわ😋🥃❤️

びっくりするくらいシルキーな口当たりで、キレイにシェリーが馴染んだオランジェット、熟成感あるフルーツの甘みがサァーーっと馴染んでいくのがよく分かる。

グレンリヴェットの特徴的な風味は残っとるけど、質、広がり、バランス、余韻にかけて全てが桁違いっちゅうか、高台から遠くのグレンリヴェットオフィシャルボトル軍を見渡しとるような空間的壮大さ、圧倒的な余裕がある。

さすがグレンリヴェットのオフィシャルラインナップ最上級ボトルだけはある見事な仕上がりや😋🥃❤️


口当たり、味がエエのは言うまでもなく、余韻がいつまでも続くように長いし、最後の最後までカカオ、サルタナレーズン、イチヂク、ドライアプリコット、微かなコーヒーのニュアンスが残り続ける。

全体を通して、ほんま他のオフィシャルリリースグレンリヴェットとは思えんような複雑な味わいを見せつけてくれるから、エエ意味でリヴェットはココ（グレンリヴェット25年）から先が本領発揮できる領域なんか・・・・っちゅう感じで、底しれぬ奥深さを感じる味わいや。

ちょっと時間が経つと、グラスからも甘いシェリー樽の香りがしっかり出てきて、使われた樽材の良さを感じる見事なアロマが堪能できるでぇ〜😋🥃❤️


数ヶ月後のさらなる開花が楽しみやし、個性的やなくある意味王道を突き進む見事な仕上がりやから、バーで一杯だけ頼むよりも、自宅でじっくり向き合うのが楽しい一本やね😋🥃❤️

この液体やのに、つるんと滑って流れ込んでくるように感じるタッチ・・・。
ほんま最高の舌触りやなぁ・・・・。
サルタナレーズンを思わせる濃厚で強いドライフルーツの甘みも激烈に旨い😋🥃❤️

リーデルのソムリエウイスキーグラスで飲むと、飲み口の薄さと滑らかさからくる繊細さが相まって、なおさらシルキーでほんまに絹のような口当たり😋🥃❤️
こらぁ抜群に相性がエエわ。

リーデルのソムリエウイスキーグラスって、ごっつエエグラスやねんけど、安いウイスキーやとグラスの繊細で薄いリムのテクスチャーとウイスキーのテクスチャーのギャップが出てしもて、アタックが強いアルコール感が違和感に感じることもあるねん。

せやけどやっぱり、長熟の穏やかでめちゃんこ旨いウイスキーを入れると最高に合う。

まあ、グレンリヴェット25年ともなるとどんなグラスで飲んでも旨いと思うけど、ストレートで飲むときはできるだけグラスの存在感が消えるような繊細なグラスを選ぶと、より堪能できるでぇ〜😋🥃❤️

めちゃめちゃリッチなサルタナレーズンの濃厚な甘みが超新星爆発😋🥃❤️

ベースにはグレンリヴェット感のある熟した青りんご、洋梨系のフルーティさがあって、底からしっかりと骨格を支えとる。

終始極めてスムースで滑らかな口当たり。
ドライフルーツチョコレートを液状化したよう見事な旨味に支配される。
チョコレートの上には、暖かで優しさに満ちたシナモンスパイスが一振り。

こんな言い方したら怒られるかもしれへんけど、有名パティシエで売出しとるアホみたいに高っかい凝り凝り派手派手な高級チョコレートよりも数段上の深みがあってびっくりするくらい旨味が満ち溢れとるわ😋🥃❤️


シェリー感は近年系のシーズニングタイプやけど、エグミがなくてスパイスも強すぎず弱すぎず、絶妙な塩梅の美しいブレンドや。

ラストは華やかで深みのあるバニラの香味がフワァ〜っと鼻から抜けて、最高の余韻へと誘ってくれる。


グレンリヴェット25年を錫熟成すると、公式のテイスティングノートが手に取るように明確に浮き彫りになる。
もったいないように思うかもしれへんけど、ネガティブな変化はないし、より深くグレンリヴェット25年本来の造り手が狙った味が引き出される感じやわ。

錫熟成を試す価値アリのボトルやね😋🥃❤️

うん、やっぱりグレンリヴェットオフィシャルボトルの中でも、香りからして別格やね。
極甘のオレンジ、サルタナレーズンの濃厚でネットリした甘い香りに、ミルクチョコレートのようなほろ苦く甘い香りまで・・・。

実に多様でリッチ、ごっつい甘い香りが溢れてくるねん😋🥃❤️
オールドシェリー系ではないにせよ、実に品のあるキレイな風味をまとった文句無しで旨いグレンリヴェットや。

きめ細かく、赤ちゃんの肌のような口当たりの滑らかさ。
深みのあるコクと円熟した甘み、温かく優しいけどしっかりと芯のある複雑なスパイスとの調和・・・。
かといって他のオフィシャルと全く違う味っちゅうわけでもない。

グレンリヴェット21年の延長線上にあることをしっかりと感じさせる爽やかさとフルーティさがあって、更に磨き上げて「美しさを保ったまま」限界まで熟成させた姿。

オフィシャルラインナップの最高峰にふさわしい風味と、安定してリリースできる最高の品質を追求した結果生まれたグレンリヴェット25年旧ボトル😋🥃❤️


2023年に新ボトルがリリースされた今、グレンリヴェット25年ももう樽構成が変わってしもた。
上質なシェリー樽の不足問題は解消の見込みがなさそうやし、シェリーに振り切ったグレンリヴェット25年はコレで最後ちゃうかな・・・。

1本まるごと買うのはなかなか勇気ある決断がいる値段やけど、シェリー好きなら持っておいて損はないボトルの一つやでぇ〜😋🥃❤️

正直加水は不要やと思うけど、一応確かめとこか。

はぁ〜、めちゃんこ出てくるねぇ〜・・・。

洋菓子のような明るいニュアンスがパァ〜っと広がって、ストレートで感じた気高さにリッチな華やかさを上乗せした感じ😋🥃❤️

落ち着いてくると、熟れた洋梨のようなフルーティさへと徐々に変化していく。

正直コレは好みやなぁ・・・。

やっぱり味にもグッと華やかさは出てくるんやけど、複雑さはあれどありがちな雰囲気に落ち着いてまうっちゅうか・・・。
グレンリヴェット２５年の磨かれた旨さを飛び越すくらい、ある一点の香りの主張が突き抜けてまうから、結果的に極まったバランス感を崩壊させる要因にもなっとる感じやねん。

個人的にはストレートで、グレンリヴェット25年そのままの完成度を楽しんだほうがエエと思うなぁ😋🥃❤️

うわぁ〜、やっぱり格が違う香り高さやなぁ・・・。

単なるシーズニングシェリーカスクで寝かした雑な感じやなしに、繊細で格調高い雰囲気があるねん😋🥃❤️


完全なるトフィーの甘み、サルタナレーズンの濃さ、ラムレーズンの妖艶さ、カカオのコク、熟成感に満ち溢れた熟れきったフルーツの旨味・・・、それに加えて、言葉に代えがたいグレンリヴェット特有の華やかな風味が、熟成によって生まれた複雑さと溶け合って、飲んどるこっちが溶けてまうんちゃうかっちゅうくらいに滑らかや。

氷が溶けてくるとダージリンティーのような繊細で複雑な香りがフワァ〜〜っと広がって、いつのまにか永い永い余韻へと移り変わっとるのに気付かされる・・・。

もうほんま、逆に「旨い」の一言で片付けたくなるくらい約束された旨さやね😋🥃❤️

「ザ・グレンリヴェット25年」の定価は現在55,545円。
2024年の10月以降は、63,880円に値上がり確定の状況や。

ちなみにこの記事で取り上げたグレンリヴェット25年は一世代前の旧ボトルで、現行品に置き換わってきた現在は手に入れることが徐々に難しくなってきた。

選ばれしシェリーカスク原酒にこだわりがあった旧ボトルから、シェリーカスク原酒とコニャックカスク原酒の２種類の樽でフィニッシュへとシフトチェンジ。

オフィシャルのウイスキーの中でもトップレベルにかっこよかった木箱も、新ボトルでは紙のパッケージへとリニューアル。

さらにさらに、価格も上がってわしらのような買い手にとってはごっつい苦しい状況やけど、オフィシャルの25年っちゅうことを考えると、まだ他の蒸溜所に比べるとリーズナブルな部類におさめてくれたのはペルノ・リカールジャパンの良心やと思うねん😋🥃❤️

世界的な情勢を考えると、そのうちまだ値上がりする余地が残された価格設定やと思うから、買えるときに買っとくべき一本やと思うわ。