倉俣史朗。
かつて世界中を熱狂させた、一人の日本人デザイナーや。
倉俣史朗の作品は、今となっては手に入るものがほとんどあらへん。
年々販売数が減っとるし、ごっつ貴重なものが多いんや。
せやけど、今もなお倉俣史朗の熱狂的なファンは世界中におる。
倉俣史朗のファンとしては、ちょっとでも倉俣史朗の作品に触れて生活したいと思うやん?
かくいう、わしもそのひとりや。
せやから、これから初めて倉俣史朗の作品を買う人にも迷わんように、今でも販売されとる、貴重な倉俣史朗の作品をまとめることにした。
ほな、さっそく見ていこか〜😋🍺❤️
倉俣史朗 今でも買える! 販売中の貴重な作品を全て公開。
フラワーベース
引用:https://curio-jpn.com/?p=57911
倉俣史朗のフラワーベースは、かつては株式会社正高化工でつくられとった。
そや、通なキミならピンときたはず。
あのミス・ブランチを製造した伝説の職人、「斎藤正春」さんが量産しとったんや。
残念なことに、株式会社正高化工は現在は廃業。
一時、このフラワーベースも量産を断念するしかないっちゅう危機的な状況やったんや。
現在の量産は、株式会社日南。
製造先が変わっても、美しい仕上がりのまま。
職人技と工業製品の絶妙なラインをついたフラワーベースは、並の技術力では造られへん。
今もなお生産されとる事は奇跡的やね。
株式会社日南さんに感謝や😋🍺❤️
フラワーベースシングル
このフラワーベースシングルは、ものごっつ儚い一輪挿し。
ひかえめに言うて、ひと目見ただけで心奪われる。
ぶっちゃけ、花挿さんでも完璧に美しい。
透き通った透明アクリルに浮かぶ、蛍光ピンク。
見る角度によって、蛍光ピンクの表情が変化するエゲツないデザイン。
極めてシンプルな構成で、これほど複雑な表情を見せるデザインは、倉俣史朗のフラワーベース意外に見たこと無いわ。
手に入れたら確実に一生モノや。
フラワーベースダブル
フラワーベースダブルは、珍しい2輪挿しスタイル。
今も販売されとる倉俣史朗作品の中で、わしが一番好きな作品や。
フラワーベースシングル同様、透明アクリルに浮かぶ蛍光ピンクの美しさ。
ほんまエゲツないよ。
わし、フラワーベースシングルとフラワーベースダブル両方持っとるんやけど、日々の生活がごっつ豊かになるねん。
何回見ても飽きひん。
心がざわつくんやけど、同時に満たされる。
ごっつ不思議な感覚になるねん。
この不思議な感覚は、倉俣史朗の作品の多くに共通する感覚やけど、このフラワーベースはひときわ強く感じるわ。
実際に生活に取り入れてみたら実感すると思うけど、間の空気が一瞬で変わる。
普通の空間が、ちょっと刺激的で楽しくなる。
ぜひ実際に生活に取り入れて体感して欲しいね。
時計 SPIRALとのコラボ作品
倉俣史朗がデザインした、インテリアショップSPIRALとのコラボ製品やね。
通称「小倉俣」と「風船」
SPIRALのロゴは田中一光のデザイン。
このウォールクロックは、倉俣史朗と田中一光のコラボレーションでもあるわけや。
昭和を生きた巨匠2人は、今もなおこの時計の中で生きとる。
ほんま、なんちゅう贅沢な時計やねん。
ウォールクロック 通称「小倉俣」
引用:https://www.designshop-jp.com/shopdetail/003001000082/
この時計は、通称「小倉俣」っちゅう愛称で親しまれとるウォールクロックや。
コンパクトなサイズ感と、研ぎ澄まされたシンプルな構成美が実に素晴らしい。
サイズ感は、ウォールクロックにしては小さめの、直径170mm
実は、このサイズ感は、他に探してもなかなか無いねん。
絶妙なサイズ感が、空間の中にスッと溶け込むんや。
デザイン性に優れた、シンプルなウォールクロックを取り入れたいなら、「小倉俣」が一番オススメやね。
ウォールクロック 通称「風船」
引用:https://www.designshop-jp.com/shopdetail/003001000081/
時計が透明アクリルに包み込まれた不思議で、ココロがおどるデザイン。
通称「風船」っちゅう愛称で呼ばれとる。
「小倉俣」との違いは、存在感のありかた。
「小倉俣」は、極限まで研ぎ澄まされた、空間に溶け込むデザイン。
「風船」は倉俣史朗らしいファニーな遊び心で、空間を楽しく演出するデザイン。
どっちも魅力的やけど、泡に包まれたような「風船」は時間を見るたびに、ごっつ優しく楽しい気分になる。
小さい子供がおる家庭にも、おすすめやで😋🍺❤️
照明器具
K-Series 通称「Oba-Q」
引用:https://casabrutus.com/design/32948/2
yamagiwaから販売されとる、K-Series
通称「Oba-Q」
布がフワッと立ち上がったような、不思議な見た目が、オバQみたいやろ?
最近、K-Series Microっちゅう、一番小さいハンカチサイズの卓上ライトも販売がはじまったんやで。
K-Series MiniとMicroは、表面がマット加工のものが存在する。
オリジナルのK-Seriesの開発時は、材料の問題で実現できんかった幻のマット仕上げ版や。
現代やからこそ実現した、貴重な例やね。
マット加工のK-Seriesは、質感が良くておすすめや。
K-Series MiniとK-Series Micro、どっちも充電式のLEDライトやから、邪魔な線が無くて取り回しも最高や。
ごっつ可愛らしいサイズ感やし、机の上が楽しくなるでぇ〜😋🍺❤️
K-Series Mini 通称「Oba-Q」
K-Series Miniは、倉俣史朗が実際に持ち上げたハンカチのサイズ感にちかい。
なんちゅうか、ちょうどエエサイズ感。
オリジナルのK-Seriesのサイズと比べたら、ごっつちいさくて可愛らしいねん。
サイズに迷ったら、K-Series Miniが一番オススメやね。
K-Series Micro 通称「Oba-Q」
K-Series Microは、両手のひらにのるくらいの小ささや。
ひかえめに言うて、エゲツない可愛さ。
とにかく省スペースで、ちょこんと机の片隅に置きたいなら、迷わずK-Series Microをおすすめするわ。
インテイリアオブジェとして飾るなら、ミニチュアチェアとの相性もエエよ。
キッチン小物
スパイスセット
引用:https://www.designshop-jp.com/shopdetail/004008000036/
倉俣史朗デザインのスパイスセットは、ごっつ質感が高くて美しい。
四角い台座に球体が埋まって、一体化するデザインや。
単なるキッチン小物と思ったらアカンよ。
工作精度が異様に高くて、オブジェとしても成立するレベルの代物や。
裏側に、ネジ式のふたがあるんやけど、ほんま隅々まで丁寧に造られとる。
スパイスセットは100均でも売っとるけど、飯の時間ってごっつ大事やん?
思い切って、倉俣史朗のスパイスセット使ってみ?
エブリディ、ごっつ贅沢な気分で飯食えるよ😋🍺❤️
インテリア雑貨
umbrella stand F.1.86 傘立て
引用:https://www.idee-online.com/shop/g/g100873/
umbrella stand F.1.86は、ごっつユニークな傘立て。
単体で見ると、黒いステッキにシルバーのリングがついただけ変わった形の傘立てやなーと思うやん?
umbrella stand F.1.86は、傘をたてかけてデザインが完成するっちゅうてもエエ。
ステッキの部分が、立てかけられた傘の持ち手に紛れ込む。
あたかも空中に浮遊したシルバーのリングが傘をささえとるように見えるんや。
目の錯覚を利用した、不思議な傘立て。
倉俣史朗の「浮遊感」へのこだわりと、ユニークな発想が楽しめる素晴らしい作品や。
Ashtray 灰皿
引用:http://www.spiral-labo.com/item/1071.html
引用:http://www.spiral-labo.com/item/1072.html
意外と知られてないのが、SPIRALのオンラインショップで買えるAshtray。
基本的に受注生産でのみの販売や。
アルミニウムで造られた、異様に質感が高い灰皿。
正直言うて、灰皿として使うのがもったいないよね・・・。
シンプルで直線的なフォルムと対照的に、凹んだ中央部が有機的な印象を与えとる。
灰皿として使ってもエエけど、小物入れにしてもなかなかエエよ。
椅子
ハウ・ハイ・ザ・ムーン
引用:https://www.pen-online.jp/news/product/meisakuisu31/1
言わずとしれた名作中の名作が、倉俣史朗の没後30年を前にして復刻された。
ひかえめに言うて、ごっつビッグニュースや。
今回の製造は日本製。
価格は150万円で受注生産。(納期は約8ヶ月)
ごっつ欲しいけど、置き場所の確保と価格のエゲツなさから、なかなかポンと買うわけにはいかんのが悔しいところ。
どうしても欲しいキミ。
今なら買えるで。
購入の問い合わせは、以下へ頼むわ。
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ギャラリー田村ジョー
センプレデザイン
TEL:03-6407-9061
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せやせや、「Sing Sing Sing 」と「Apple Honey」も復刻するらしいで。
没後30年の復刻まつり・・・、アツすぎるでぇ!
この調子で色んなメーカーから、倉俣史朗の作品が復刻されることを願うわ。
置物・オブジェ
ハンマーハウス
引用:https://www.designshop-jp.com/shopdetail/008001000024/
かなづちの形をした置物。
ハンマーハウスや。
倉俣史朗らしい、ユニークな発想の作品やね。
家を建てる道具が、家の形をしとる・・・。
ぶっちゃけ、ただの使えんかなづちやのに、なんでこんな不思議な魅力があるんやろ・・・。
倉俣史朗が幼少期にであった、「大工の棟梁セキさん」への想いもこもっとるんちゃうかなぁ・・・。
書籍
未現像の風景 記憶・夢・かたち
倉俣史朗自身が語った唯一のエッセイ本。
残念ながら絶版で、今では中古本しか無いんやけど、倉俣史朗のファンなら必ず読んでおきたい一冊やね。
倉俣史朗の思考が垣間見える「未現像の風景 記憶・夢・かたち」は、何回も読みたくなる本の一つや。
倉俣史朗 今でも買える! 販売作品:まとめ
ちゅーわけで、出来る限り今でも買える作品を網羅したつもりや。
わしのお気に入りはなんちゅうても、フラワーベース。
四六時中、何年見ても飽きへん。
見るたびに心がざわつく、ごっつエグいデザインやわ。
倉俣史朗のエゲツないセンス・・・、感動やわ・・・、ほんまに。
この他にも、オークションで終売しとる貴重な作品が出品されることもある。
どうしても手に入れたい倉俣作品があるなら、根気よく待つかコレクターに情報を聞くしかあらへんね。
フリマはごっつ少ないから期待せんほうがエエね。
ぶっちゃけ、倉俣史朗の作品はどれもこれもいつ販売が終わるか分からん。
年々手に入りにくくなっとるものばっかりやから、後悔せんように。
買うタイミングは、しっかり考えてな。
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