ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️
世界中が魅了された山崎蒸溜所の長期熟成シングルモルト。
「山崎18年」
世界中で評価が高まるジャパニーズウイスキーの中でも、山崎18年はひときわ入手困難で評価が高いボトル。
主にアジア圏の富豪がとんでもない値段で買う、まさにステータスシンボル的なウイスキーや。
2次流通品の価格は軽く10万を超えて、15〜20万円になりつつある驚異的な人気を誇る。
正規の販売価格も、2022/04/01から定価35,200円に値上げされたし、値段が下がる気配どころか上がっていく気配しか無い絶望的な状態や。
せやけど、正直飲み手にとって気になるのは、現在の山崎18年の味。
噂通り、山崎18年も数年前の黄金期から不味くなったのか!?
いつものごとく徹底的にレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️
品名:山崎18年
生産地域:日本
蒸留所名:山崎蒸溜所
タイプ:シングルモルトウイスキー
熟成年数:18年
度数:43%
容量:700ml
評価:★★★★★★☆(6.5)
山崎18年はメルカリで買うな! 偽物率No,1の最も危険なジャパニーズウイスキー。
最初に言うとくけど、山崎18年は絶対にメルカリをはじめとするフリマサイト、オークションで買ったらあかん。
その理由は、出品されとる山崎18年のほとんどが“偽物”やからや。
いまや、偽物率もぶっちぎりでNo,1。
2次流通品のウイスキーの中では世界で最も危険なジャパニーズウイスキーっちゅうても過言や無い状況やねん。
特に出品者の評価が0の新規アカウントは、ほぼ100%アウト。
評価がそれなりにある出品者でも注意が必要や。
ぱっと見で騙されてまうくらい巧妙な偽物を販売しとる割合も高くなってきとるし、とにかく取り扱い者が明確やない、変なルートで仕入れてくるのはごっつ危険。
もしフリマサイトとかオークションで買うんやったら、金を捨てる覚悟で買ったほうがエエよ。
【山崎18年】 香り・味を徹底的にレビュー
香り
シェリー樽由来のレーズンを想わせる甘酸っぱいようなフルーティさ、杏のような丸く甘い香り、品よくオーキーでウッディかつ軽い香木の香りが漂う。
少しノーズを離して嗅ぐと、カカオのようなニュアンスがある。
時間が経つにつれて香木感が強くなってくるから、ちょっとおいてからか、ゆっくりじっくりと時間をかけて楽しむのがエエよ😋🥃❤️
味
ストレート(開栓日)
紛れもなく「THE・YAMAZAKI」を感じる力強い山崎フレーヴァーが味わえる😋🥃❤️
品格を感じるドライさがありつつも深みがある、甘くウッディで濃いバニラ。
熟した洋梨、熟した柿をイメージさせる果実感。
濃くもサラリとした癖のない高級なハチミツ感。
余韻はウッディでややビターでもあり、軽く香木の香りが漂いつつ同時に高級な柿のような上品な甘みと渋みが絡み合い、永く続く・・・・。
不味いか、旨いかと問われれば旨いと即答するレベルにはあるけども・・・。
かれこれもう10年ほど前山崎蒸溜所に通い詰めて飲んどった山崎18年よりも全体的な印象が軽いなぁ〜っちゅうのが第一に感じたこと。
もっとシェリー感が強かったっちゅうか、もっと奥行きがあって、複雑さが半端なかった印象があるんやけど、こんなもんやったっけ??😋🥃❤️
ん〜、やっぱり原酒不足が相当深刻なんか、あの重厚なバディと複雑な味わいを復活できる日はもう永遠に来んのかなぁ・・・。
山崎NA、山崎12年と比較したら、山崎18年は次元が違うレベルの力強い山崎の味を感じれることは間違いないんやけど、市場価格15万ほどのプレミアム価格を出して買うかどうかは正直意味がわからんとしか言いようがない。
まあ、わしみたいな一般庶民とは比較にならん富裕層が金に糸目をつけずに買う理由は、紛れもなく唯一無二の魅力を放つ山崎フレーヴァー。
この不思議な香りが出せるのはやっぱり代用品なしで、山崎だけやもんなぁ〜。
2022/04/01からは、謎のメーカー公式値上がりで、定価も32,000円になってもた。
値上げするんやったらそれなりの味を復活させるか、もっと手に入れやすくしてほしいもんやで😋🥃❤️
まあ、そんなことどうでもエエくらいに物がないから買われへんし、ある意味関係ない話かも😋🥃❤️
加水(開栓日)
数滴の加水で、よりクリィミーで滑らかな香りに。
口に含んだ際の香りの広がり方も良くなる一方、やや軽さがでてまう諸刃の剣。
加水したら甘さよりもオーキーさが際立ってくる傾向やから、余計にそう感じるんやと思うわ。
悪くはないんやけど、トータルの満足感はストレートに軍配ありやなぁ〜。
せっかくやから個人的にはストレートを推すけど、香りの変化を楽しむために加水もぜひお試しあれ😋🥃❤️
ロック(開栓後 2週間)
氷で冷やされても、フルーティな山崎モルト特有の香りが漂うねぇ・・・。
肝心の味はというと・・・。
ストレートのときに比べたら、ごっつオーキーな樽香がググッと出てきてシェリー感は更に感じ取りにくくなるけど、山崎の特徴的な風味はしっかりと感じるし、ウッディさがごっつ豊かで、定価ベースで考えたら満足度もそこそこに高い。
余韻にやや山崎シェリーカスクの香味があって、最後の最後までしっかり楽しませてくれるのはさすがサントリー😋🥃❤️
山崎ブランドと同じく、アジア圏で絶大な人気を誇る今のマッカランと比べたら、個人的には山崎18年の方が圧倒的に旨いと思うけど、マッカラン同様に全盛期のクオリティには達してないのが実情に思える。
終わりになればなるほど寂しい感じになってくるから、ロックにするなら山崎の香りが全身で感じれるうちに飲み切るほうがエエと思うわ😋🥃❤️
ハイボール(開栓後 3週間目)
罰当たりな山崎18年のハイボール。
レビュー記事やし・・・、あえて一発いっとこ😋🥃❤️
ん〜、やっぱりNAとか12年と違って、山崎の香味が濃いっちゅうか、かなりハッキリしとるねぇ。
ハイボールにしてもなおTHE山崎をしっかり感じる、この独特の芳醇な香りに心奪われてまうわけやけど、やっぱりもったいないわ。
オーキーで複雑な樽香が効いとるし、華やかさもあって旨いのは旨いんやけど、やっぱり山崎18年クラスになるとストレートでじっくり味わって飲むほうが、味も香りも深く楽しめてエエと思う😋🥃❤️
山崎18年が持つ複雑さも熟成感も薄れてまうし、あえてハイボールにするメリットは無いと言い切ってエエ。
オススメかどうかと言われたら、ハッキリ言いうてハイボールは全くオススメやないわ。
まあ、興味があるならいっぺんやってみたらエエと思うけど、よほどのハイボーラーやない限り後悔すると思うよ😋🥃❤️
【山崎18年】の定価・販売価格は?
山崎18年の定価は32,000円。 税込みで35,200円や😋🥃❤️
2022/04/01の値上げ前は、25,000円やったけど毎年買うのが難しくなってきとるし、この先も国内外で富豪が買い漁る状態が続くと思うわ。
ネット、店頭ともに抱き合わせ販売も多いけど、それすら買うのが難しくなってきた異様な過熱ぶりが目立つねぇ。
正直まだ生産されとるもんやし、そこまで高騰する意味がよくわからへんけど、やっぱりなんぼ払ってでも欲しい層はおるんやろなぁ・・・。
もう今の状況ではボトルを買う苦労は割に合わへんし、山崎蒸溜所、白州蒸溜所あたりで、リーズナブルにワンショット楽しむのが一番エエかも😋🥃❤️
決して不味くはないし、同じ18年ものの縛りで考えたらよくできたウイスキーやと思うけど、無理してプレミア価格で買うような味やない。
抽選で当たったらエエかなぁ〜、くらいの感覚で気長に出会いを待つのが一番やでぇ〜😋🥃❤️
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