【バランタイン30年】究極の普通とは、この味ではなかろうか。

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ぽよんちょウィスキーレビュー
ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️



スコッチウィスキーの王道中の王道バランタイン。

バランタインシリーズ永遠の定番であり、フラグシップモデル。

「バランタイン30年」


歴史ある超有名ブレンデッドウイスキーの“現行品30年”の味を徹底レビュー。

今回もいろんな飲み方でレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️

品名:バランタイン30年
生産地域:スコットランド

ブランド名:バランタイン
タイプ:ブレンデッドウイスキー
ヴィンテージ:30年

アルコール度数:40%
容量:700ml

評価:★★★★★★☆(6.5)

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【バランタイン30年】香り・味を徹底的にレビュー!

開栓日:2022/04/25

香り

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

極々うっすらとしたピートを感じるけど、華やかで繊細なバニラが主体の甘い香り😋🥃❤️

古酒っぽさのある枯れた雰囲気は無しに、熟した青りんご、洋梨のようなフルーティな香りがあある。

想像しとったほど香りに濃さはなく、熟成感は感じるけど比較的軽やかな感じ。

ストレート(開栓日)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

実にスムースで滑るように喉元へ流れ込むなめらかな舌触り😋🥃❤️

香りとはややギャップのある複雑な味わいで、オーキーな樽の香りと共に繊細でありながら熟成感のあるフルーティさ、はちみつの甘味、ナッティーで落ち葉のニュアンス。


全体を通してごっつドライやけど、ものごっつエレガント。

多様なフレーヴァーが広がりつつもサァーーーっと霧のように消えていく感じで、華やかな余韻へとシームレスにつながっていく・・・。

余韻は華やかなバニラが主体で、熟成感を感じるフルーティな残り香、樽由来のウッディな香味、レーズンのようなドライフルーツの甘みも。


ぶっちゃけ、一言で言うたら「案外普通」


特にネガティブさが気になる点はないんやけど、絶賛できる際立ったポイントも無いのが正直な印象や。

いや、逆に言うたら・・・、エゲツないレベルでバランスがとられた繊細さ極まる味。

この主張のなさ、磨き込まれた鏡のようなフラットで艷やかな味・・・。

無個性にも思えるほどに研ぎ澄まされたバランスこそが、バランタイン30年最大の個性とも言える😋🥃❤️

加水(開栓日)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

少量の加水で、フルーティな香りがボリュームアップ。

口内に含むと甘みと香りの分離がはっきりして、ディテールが捉えやすくなる印象。


ストレートの印象と変わらず、全体的に華やかでドライやけど、ややふくよかさが出てくる。

エステリーな印象がより広がって、複雑なフルーティさが印象的。

ややピーティさが感じ取りやすくなるけど、全体のバランスがエエから気になる事は決してない優しさ😋🥃❤️


あと、ほんのわずかにスパイシーさが出てくるかなぁ。


いやぁ〜、30,000円前後の並行品やからまあエエけど・・・。

正規の価格が80,000円やと思たら、贅沢極まりないブレンデッドウイスキーやね。

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ロック(開栓後3日目)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

お!?

ストレートのときよりもハッキリと熟成感を感じる。

ガラス細工のような極めて繊細なフルーティさがあって、複雑さ、クドくない落ち着きのある樽香が気持ちエエなぁ〜。


いやぁ、開栓日のストレートはやや拍子抜けした感があるけど、やっぱり流石に旨いかも😋🥃❤️

ちゅうか、氷からの加水が効いとるんかなぁ。

ストレートでは固くて出てこんかったフレーヴァーが解き放たれたような印象で、さすが30年の時を経てボトリングされただけあって、熟成感もしっかりしとる。


せやけどまあコレは繊細な味やなぁ・・・。

分かりやすく言うたら、関西の出汁文化のような感じ😋🥃❤️

コテコテの味で勝負するんやなしに、薄味やけど、しっかり奥行き感があって味として表現することが難しい多層なフレーヴァーがある感じ。

こらぁ、もうちょっと時間をかけて味わっていく必要を感じるわ。

ロック(開栓後 1.5ヶ月)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

水気のある落ち葉、甘さをともなう穏やかでまるい酸味、甘茶、一煎目のお茶のような丸さと優しい甘みがありつつ、実に複雑な香味が溶け合っとる。

つややかなフルーティさがあると同時に、熟れ、凝縮したドライフルーツのような味。

しかもそれら全部が重くなく、軽やかで実に飲みやすい。

開栓初期の状態よりも全体的にボリュームが大きくなった感じで、目立ちはせんけどさすがに30年熟成だけのことはあるなぁ〜と思える深みのある味が楽しめる一本😋🥃❤️

ロック(開栓後 2.5ヶ月)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

やっぱり旨いぞ・・・。

正直いうて、際立った個性はないけど、エエ意味で何も邪魔せぇへん洗練された口当たり。

シャープでありながらまろやかな味と香りで、誰でも寛容に受け止めてくれる女神のような広い懐を感じるわ・・・・。


この味を単に「普通」と捉えるか、「洗練されとる」と捉えるかは飲み手次第。


正直飲んで面白みを感じる味やないから、結構多くの人が「普通に飲みやすいウイスキー」と捉えてまうんちゃうかなぁ〜と思う。

実にもったいないっちゅうか、あまりにも洗練された「普通」さ故に、一杯試しに飲むだけではこの「究極の普通」に気づかず終わる可能性が高い。

バランタイン30年は、バーで試しにワンショット飲むより、ちょっと頑張ってボトルで買ってじっくり向き合うのがエエと思うわ😋🥃❤️


飲めば飲むほど、バランタイン30の「究極の普通」がどれだけ幸せなことかがわかってくると思う😋🥃❤️

ハイボール(開栓後 2.5日目)かなり濃いめ

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

こらぁアカンなぁ・・・。

不味いっちゅう意味やなしに、純粋にもったいなすぎる。

バランタイン30年が繊細すぎて、かなり濃い目に作ったにもかかわらず、ものごっつ薄味や。

キレイすぎる味ゆえに、濃い目に作ってもほとんど味がない。


バランタイン30年のハイボールは、バランタイン30年が持つ複雑さもキレイに消えてまうし、全くもってオススメでけへん飲み方や。

大富豪限定の飲み方っちゅうか、金を捨てるような飲み方っちゅうか・・・。

金銭的な意味において贅沢極まりないだけで、味が全くともなってない。


ボトルで買ったときはいっぺん試してみてもエエと思うけど、間違えても店で一杯だけ飲む時にハイボールはやめといたほうがエエよ😋🥃❤️

【バランタイン30年】の販売価格は? ぶっちゃけ、買い?

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

バランタイン30年の定価は80000円(税別)

税込みになると、定価9万円くらいのエグ高級品😋🥃❤️

ちゅうてもこれは、サントリーアライドが輸入する正規品の価格やね😋🥃❤️


今回わしが開けたのは、並行輸入品のバランタイン30年。

味、中身は同じと言われとるけど、輸入元の違いでエゲツない値段の差があるのがバランタインシリーズの特徴や。


百貨店とかで売っとるバランタイン30年は、正規輸入代理店のサントリーアライドが輸入する正規品やから高いんやけど、並行輸入品になると35000円前後で売られとる事が多い、価格差の激しいウイスキーや😋🥃❤️

ちょっと前までは25000円くらいでも売っとったんやけど、昨今の世界情勢で価格は上昇傾向や。

ウイスキーは世界的な原酒不足の問題もあるし、バランタイン30年と言えど買えるうちに買っとくほうがエエと思う。


ちなみにわしは並行輸入品と正規輸入品どっちも持っとるんやけど、パッケージとかラベルをメチャンコ細かく見比べると結構微細な違いがある。

ものごっつ細かい違いやから、もしかしたらロットの差かもしれへんけど、あんまり見比べる機会もないと思うから今度詳細写真と共にブログ記事で公開するからまた見てねぇ〜😋🥃❤️

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