ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️
名作と言われとるローヤル15年の前身。
販売期間わずか2〜3年の今となっては貴重なサントリーのブレンデッドウイスキー❗
「ローヤルプレミアム12年」
通称「ローヤル12年青ラベル」「青のローヤル12年」「プレミアム12年」などなど呼ばれ方は様々や。
ローヤルシリーズの中でも、ひときわシェリー樽の個性が素晴らしいマニアにも人気の一本。
ほな、じっくりレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️
品名:ローヤルプレミアム12年(1995年~1997年頃)
生産地域:日本
蒸留所名:サントリーウイスキー(サントリー株式会社)
タイプ:ブレンデッドウイスキー
熟成年数:12年
度数:43%
容量:700ml
評価:★★★★★★☆(6.5+)
【ローヤルプレミアム12年】香りと味を徹底レビュー。
香り
洋梨、りんごのようなフルーティな香りに加えて、シェリー樽原酒の香りが色濃いのがローヤルプレミアム12年の特徴や😋🥃❤️
カラメルのような、黒糖のような、チョコレートのような、モワッとした甘い香りが最高やでぇ〜😋🥃❤️
味
ストレート (開栓日)
ファーストインプレッションは、シェリー樽原酒の華やかで芳醇な甘み。
歴代ローヤル12年の中でも最もシェリー感が濃いから、わしみたいにシェリーカスク好きには最高のローヤルやと思うわ😋🥃❤️
モルト感も濃いし、グレーンのつなぎもごっつエエ塩梅。
今では考えられへん、贅沢な旨さのブレンデッドウイスキーやでほんま😋🥃❤️
ストレート (開栓後 3日目)ローヤル15年ゴールドラベルと飲み比べ
ローヤルプレミアム12年は、ウイスキー冬の時代真っ只中に販売されとったんやけど、その頃はエエ原酒が余りすぎてはよ使わなもったいないっちゅう今では考えられへん状況やった。
その影響で、ローヤルプレミアム12年を一旦終売にして、ローヤルシリーズが2つに分かれることとなる。
それが、ローヤル15年の新設と、ローヤル12年通常版「通称:ローヤル12年黒ラベル」っちゅうわけ😋🥃❤️
ローヤルプレミアム12年はトロッとした濃厚なシェリー樽原酒のカカオ感のある甘みが印象的。
口当たりもなめらかでデザートのようなウイスキーや。
オールドボトルのローヤルSRの頃みたいに山崎モルトの支配的な感じも和らいで、全体を通してバランスがエエ香味が続く。
ローヤル15年は、フルーティさとスパイシーさがバランス良く共存しとって、ややミズナラのような香木感も感じる。
コレはやっぱり凄いわ。
誰でも好きになりそうな絶妙なブレンドやなぁ・・・。
対するローヤル12年は、ウイスキーを飲み慣れたコア層ほど高く評価しそうな味やね。
ローヤル15年は極めてバランスのエエ、これぞジャパニーズブレンデッドウイスキーっちゅうてもエエ抜群の出来やと思うけど、ローヤルプレミアム12年も負けてないでぇ😋🥃❤️
ストレート (開栓後 5日目)ローヤル12年ホワイトラベルと飲み比べ
明らかにちゃうねぇ・・・。
シェリー樽原酒の甘み、深みはもちろんのことやけど、相対的なモルトの強さも圧倒的にローヤルプレミアム12年の方がリッチ。
エエ意味で言えばローヤル12年ホワイトラベルは軽やかなオーキーさがありつつ、クセがなくて、誰もがごっつ飲みやすい塩顔のイケメンタイプ😋🥃❤️
せやけどウイスキーとして味わいの贅沢さを求めるなら、圧倒的にローヤルプレミアム12年がオススメやね。
この違いは、飲み比べれば誰でもハッキリわかるわ。
いっぺん飲み比べてみて、自分がホンマに好きな味はどっちなんかを見極めて欲しいね😋🥃❤️
加水(開栓日)
シェリーの香り立ちがますますエエ感じに😋🥃❤️
もともとそんな刺激はあらへんけど、さらに和らいだアルコール感でスルスル喉に消えていくアカンやつ。
ややスパイシーさが感じ取りやすくなるけど、加水してもバランスは崩れへんしいつまでも旨い。
このクオリティのブレンデッドが今普通に手に入れば言うこと無いんやけどなぁ・・・。
ほんま奇跡の時代が生んだ銘ボトルやね😋🥃❤️
加水(開栓後 20日)トワイスアップ
青りんごのフルーティな香りに、ややビターなシェリーのニュアンス。
ごっつなめらなか舌触り、フルーティでしっかりした甘みがあって、フィニッシュから余韻にかけて黒糖のような甘い残り香が漂う・・・。
ホンマ旨いなぁ・・・。
今、ローヤルプレミアム12年の味が当時と同じ5000円で売っとったらエゲツないレベルの人気出るやろなぁ・・・。
やっぱりブレンデッドはバランスがエエからずっと続けて飲みやすいし飽きへんわ。
ロック(開栓後 3日目)
シェリー樽の甘み、タンニンが心地エエ一杯😋🥃❤️
ロックでも甘さはしっかりあるけど、冷やされるとスキッとしたみずみずしいフルーティさと共にカカオパウダーのようなビターで乾いた感じが強めに出る。
ローヤルシリーズはロックが一番相性エエイメージがあるけど、ローヤルプレミアム12年はストレートの方が合っとる気がするなぁ〜。
それにしてもやっぱりローヤルは飲み始めたらガンガン減っていくわ・・・。
ロック(開栓後 5ヶ月)最後の一杯
最後の一杯は豪快なロックで〆させてもらおか😋🥃❤️
やっぱりこのローヤルプレミアム12年は、ローヤル12年シリーズの中では一番旨いと思うなぁ・・・。
フルーティでやわらかなタンニン、ややビターさもあるけどミルクチョコレートのようなデザート的甘みもある😋🥃❤️
ローヤル12年シリーズの中でもシェリー系モルトの雰囲気が強くて、飲みごたえもあるから、もし気に入ったら今のうちにストックしとくのがエエと思うで。
後にランクアップして出てきたローヤル15年と比べると、エエ意味でも悪い意味でもバランス感は及ばへん。
それだけにローヤル12年プレミアムの方が旨いっちゅう人も結構おるし、その意見にも納得できる旨さがある銘ボトルや😋🥃❤️
ハイボール(開栓後 4日目)
シェリー香るフルーティなハイボール😋🥃❤️
モルトの雰囲気が強くて、ハイボールにしてもりんご感を感じるしっかりしたフルーティな味。
余韻は山崎シェリー樽の雰囲気がしっかりとあって、モワッとするカカオっぽい雰囲気。
ストレートで飲む雰囲気を崩さへんままフルーティさが際立って、実に贅沢感のある旨いハイボール。
やっぱりローヤルプレミアム12年はどんな飲み方でも旨さがよく分かる、よくできたウイスキーやなぁ・・・。
【ローヤルプレミアム12年】の販売価格は? ぶっちゃけ買い?
ローヤルプレミアム12年の当時の定価は5000円。
今考えてもまあまあエエ値段やけど、味もエエから納得の価格やと思うわ。
1995年〜1997年に出荷された、ローヤルの中も出比較的販売期間が短い貴重な一本や😋🥃❤️
今はもうどこを探しても普通の酒屋には全く無いから、状態のエエ中古販売を探すしかない。
このローヤルプレミアム12年が販売終了になったあとラインナップされたローヤル15年も素晴らしい旨さやけど、ややミズナラをまとったローヤル15年とはバランス感が全く違うからどっちも味わってみるべき😋🥃❤️
サントリーの黄金時代を感じる素晴らしい一本に乾杯😋🥃❤️
コメント