【ベンロマック10年】玄人に評価される納得の味を徹底レビュー！

ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️


世界一有名なボトラーズメーカー「ゴードン＆マクファイル」が所有するスペイサイドの蒸溜所。

「ベンロマック10年」

1993年にゴードン＆マクファイルが買収した後、主要設備を一新し、1998年から生産をスタート。
「古き良きスペイサイドの伝統的なスペイサイドウイスキーの復活」を心情に、フェノール値8〜12ppmのライトなピーテッド麦芽から生み出される、ボトラーズメーカーの誇りを感じさせるこだわりのウイスキーがベンロマック最大の特徴や。

ほないつもどおり、じっくりレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️

洋梨、ザクロ、レーズンを連想するフルーティな香りに、ピートが溶け合う。

香りはかなりハッキリで、しっかりと力強さを感じるんやけど、基本的にバーボン樽主体の香りで、シェリー感はそれほどない印象や。

主体はフルーティさやけど、手を添えるように支えるミディアムレベルのピートの香りがさらに力強さと奥行きを出しとるね😋🥃❤️

華やかでしっかりとフルーティな洋梨と、ラズベリーかクランベリーのような甘酸っぱいニュアンスが癖になる旨さ😋🥃❤️

クリーミィなモルト感でしっとりオイリーな口当たり。
香りで感じたよりも味で出てくるピート感は穏やかで、最後の方にフッと煙が鼻腔を吹き抜ける感じ。

スペイサイドらしい華やかな雰囲気やけど、絶妙な塩梅のピート感があることでメリハリが生まれとる。
若干10年熟成とは思えんほどの複雑さもあわせもつ、実に魅力的な味わいのシングルモルトウイスキーや。

余韻はそれほど永くないけど、ピートが通り抜けたあとに素朴なビスケットのようなニュアンスが残る。


いやぁ、値上がりして平均価格6000円くらいになってしもたとは言え、やっぱりようできたウイスキーやなぁ・・・。

どんな飲み方でも旨いんやけど、ストレートでバッチリ旨いからじっくり向き合いたくなるわ😋🥃❤️

少量加水でモルトの香ばしさ、ナッティーさがよりハッキリしてくるね😋🥃❤️

ストレートの時の印象は崩れず、甘みもしっかりあるし、相当旨い。

なんであんまり人気がないんか理解不能なレベルの旨さやねんけど、外見的にキャッチーな見た目やないから人気がないんかなぁ。

まあ、ちょっと救急箱みたいなカラーリングやから、見た目だけで言うたらたしかに旨そうには見えへんかも😋🥃❤️


トワイスアップ付近までいくとモルトの香ばしさよりも甘みとピートのニュアンスが前面に出てきて、ピートもヨード系の風味が現れる。

悪くはないけど、少量加水にとどめとくほうがバランスはエエと思うわ😋🥃❤️

滑らかで、かなりサラッとスッキリしとる。
絶妙なピート感が次のひと口を誘うねぇ😋🥃❤️

ある意味水みたいに最強に飲みやすいから、ビギナーにはかなりおすすめできるピート感あるシングルモルトの一つやと思うわ。

ストレートのときに感じるほどのフルーティさはなくなってまうから、ある意味味気なくなってまうっちゅう感じ。

終始味濃く旨く飲むなら、相当サッと飲み干さなアカンから、毎回ひとくち分か、ふたくち分だけ注ぐのベスト。

飲みやすさを求めたらロック、隅々までフルーティな味を堪能したいならストレートがオススメやね😋🥃❤️

軽い出汁感に、やわらかスモーキーなフレーヴァー😋🥃❤️

ハイボールにすると炭酸とのマリアージュの影響か、フルーティさ、ナッティーさはやや影を潜めて、塩気、出汁っぽさがグッと表に出てくるね。

フィニッシュにモワッとマットなワックスっぽさがあって、人によっては好き嫌いが分かれそうなポイントやけど、一つの個性であってネガティブ要素な風味ではない。

同じウイスキーでわかりやすく言うと、出汁っぽさとピート感が、ボウモアの12年に近いようなニュアンスや😋🥃❤️

ベンロマック10年の定価は、約6300円。

値上げで1000円くらいは定価が上がってしもたけど、Amazonではちょいちょい　4,600円程度になることがあるから、エエタイミングを見つけたらお得に買えるかも😋🥃❤️

ベンロマックって割と目立たへん存在やねんけど、10年熟成のオフィシャルシングルモルトの中ではかなり完成度が高いおすすめの一本や。

スペイサイドの華やかな特徴と、現在のスペイサイドモルトでは珍しい心地よいライト〜ミディアムピーティなスモーキーさが玄人を納得させる旨さ。

わし的には太鼓判。
とりあえず気になったら買って損なしの優良ボトル間違いなしや😋🥃❤️