ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️
本坊酒造の限定ウイスキー。
「駒ケ岳 屋久島エイジング 2021」
冷涼な気候の駒ケ岳で蒸留され、亜熱帯気候の神の島「屋久島」に建設された屋久島エイジングセラーで熟成されたレアな一本。
一体、駒ケ岳の味は屋久島に宿る神の手によってどう変化するのか!?
よっしゃ、いつもどおり徹底的にレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️
品名:駒ケ岳屋久島エイジング2021
生産地域:日本(マルス信州蒸溜所)で蒸留後、屋久島エイジングセラーで熟成。
蒸留所名:マルス信州蒸溜所(本坊酒造)
カスクタイプ:バーボンバレルで3〜5年熟成させたモルト原酒を主体にヴァッティング。
熟成年数:-
アルコール度数:56%
容量:700ml
タイプ:シングルモルトウイスキー
評価:★★★★★★(6)
【駒ケ岳 屋久島エイジング2021】 香り・味を徹底的にレビュー
香り
フルーティさとピート感が50:50くらいのボリュームで調和。
軽いバニラ香もあって、ピーティさが主張しつつも華やかさもある😋🥃❤️
アイラ系ウイスキーほどピート感はキツくはないけど、そこそこヘヴィーでしっかりしたピーティさがあるから、ピート大好きピーターパンの君は気に入ると思うで〜😋🥃❤️
味
ストレート(開栓日)
モルトの甘味がしっかりあって、亜熱帯気候を想わせる力強いバナナのようなトロピカルフレーヴァー😋🥃❤️
それを底でささえるように重厚感を与えるピーティなスモーキーフレーバーがあって、ウイスキー全体の雰囲気が屋久島大地にかかる霧、苔の森をイメージさせるっちゅうか、亜熱帯の湿気と自然が生み出す荘厳さを感じる見事な仕上がりや。
同じ原酒で駒ケ岳で熟成したらどうなるのか飲み比べてみることは叶わへんけど、普通の駒ケ岳とは雰囲気がぜんぜんちゃうし、津貫ともまた違う雰囲気がある。
難しいことはようわからんけど、これこそが屋久島の地、屋久島の神が与えた独自のフレーヴァーやと思うわ😋🥃❤️
ストレート(開栓後 7ヶ月)
やっぱり口に含むとトロピカル感あるフルーティーな香りが広がるねぇ😋🥃❤️
度数の強さもあってか、モルト感もなかなかしっかり。
どこかモヤッとするようなピーティさは余韻にかけてシャープに閉じていく。
そこまで長期熟成された原酒やないから、熟成による複雑さはそんなにないけど、パワフルで飲みごたえのある一本に仕上がっとるわ😋🥃❤️
加水(開栓日)
加水してもバディはへこたれへん、しっかりした筋が通っとる。
口当たりがやわらかくなって、バーボン樽由来の華やかなバニラ香とモルトの甘味がしっかり出てくる😋🥃❤️
やっぱり度数が56%もあるのと、まだ原酒に若さがあるからストレートで飲むよりも加水したほうが細部のニュアンスも拾いやすいし、ちゃんと旨いねぇ〜。
ただしフルーティさの面でいうたら、オレンジっぽい香りが強くなってトロピカルなニュアンスは減衰していく感じかも😋🥃❤️
ロック(開栓約2ヶ月後)
冷えてもフルーティでエエにおいやなぁ〜😋🥃❤️
語弊があるとはおもいつつも、あえて挙げるならジャパニーズで雰囲気が近い定番ウイスキーは余市あたりやけど、駒ケ岳屋久島エイジングはもっと濃厚でハッキリとしたモルティさがあってフルーティさと力強いスモーキーさも一段上。
まあアルコール度数56%っちゅう贅沢な仕様でボトリングされとるから当然なんやけど、ロックにしても全然へたらへんっちゅうか、フルーティさをはじめとして逆にイキイキしてくる部分もある。
定価も約一万円やしエエ値段するけど、値段なりのクオリティは十分にあると言うてエエやろね😋🥃❤️
ロック(開栓後 7.5ヶ月)
ほどよくフルーティでほどよくモルティ、そんでもってほどよくスモーキー😋🥃❤️
3者がそれぞれを補い合いながら共存、共生するかのように、絶妙なバランス感で繋がれとる。
味と香りの絆を感じるっちゅうたらエエんか、ごっつ絶妙な旨さやねん。
氷が溶けるにつれてみずみずしい青りんごのような雰囲気が前に出てくるんやけど、程よいスモーキーさが単調になりがちなニュアンスを打ち消してくれとるわ。
スコッチに比べると派手さはないねんけど、そこが日本的っちゅうか、どこか奥ゆかしさのある部分なんかもわからんね😋🥃❤️
ハイボール(開栓後 2ヶ月目)
青りんごのような甘く爽やかなフルーティさで、屋久島の気候をイメージするような湿気を感じる適度なスモーキーさが印象深い。
どことなく優しい和の雰囲気があって、屋久島の名物「トビウオの唐揚げ」が抜群に合うこと間違いなし😋🥃❤️
食事を邪魔せぇへんくらいの程よいスモーキーさがあるから、焼き肉、ホルモン焼き、生ハム、燻製とかにもごっつ合いそうやね。
ん〜、なんぼでもいける絶妙な旨さやわ😋🥃❤️
【駒ケ岳 屋久島エイジング2021】の販売価格は? ぶっちゃけ、買い?
2021で最後となった?? 駒ケ岳屋久島エイジング。
2022年からはY.A.になったんやけど、その理由は多分・・・、屋久島で熟成された津貫蒸溜所の原酒も入ったからやと思う。
駒ケ岳屋久島エイジングは、駒ケ岳で蒸留された原酒を屋久島伝承蔵(屋久島エイジングセラー)で熟成させた数少ないウイスキーのひとつ。
もともとマルスの屋久島伝承蔵は焼酎を作っとる工場やねんけど、2016年6月〜隣にエイジングセラーが建てられてウイスキーが熟成されとるねん。
ちなみに、屋久杉 Yakushima Jisugi Cask Agingもこの屋久島エイジングセラーで熟成されとる限定商品やね。
ウイスキーやないからあんまり人気がない印象やけど、かなり生産本数が少ない貴重な酒やから気になる方は味わってみるべき一本や😋🥃❤️
今後また駒ケ岳屋久島エイジングが復活するかはわからへんけど、神が宿る島屋久島の独特の気候からくる唯一無二の旨さを感じれる貴重な一本やでぇ〜😋🥃❤️
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