ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️
今はなき、ローヤルシリーズのフラグシップとして君臨した15年モノ。
「ローヤル15年 ゴールドラベル黒栓 響マーク」
ローヤル史上最高に贅沢な原酒が使われた、今となっては信じられへん旨さの名作ボトルや。
シェリーとミズナラの美しいコラボレーションがたまらんでぇ・・・。、
ほな、今回もじっくりレビューしていこかぁ〜😋🥃❤️
品名:ローヤル15年 ゴールドラベル黒栓 響マーク(1998年~2003年頃)
生産地域:日本
蒸留所名:サントリー株式会社A
タイプ:ブレンデッドウイスキー
熟成年数:15年
度数:43%
容量:750ml
評価:★★★★★★★(7)
【ローヤル15年 ゴールドラベル黒栓】香りと味を徹底レビュー。
いざ、開封の儀😋🥃❤️
ローヤル15年 ゴールドラベルは、昔のローヤル60とかローヤルSRシリーズの紐の封印を思い出すような、リボンでキャップの封印が施されとるねん。
これがまあ何とも粋な演出で、お祝いのテープカットのような開封の儀がローヤル15年の楽しみの一つでもあるんや😋🥃❤️
香り
山崎モルトを感じさせる温かみのある甘い香りに、マスカットのような爽やかでジューシーなフルーティさとリンゴ果汁のようなリッチなフルーティさが押し寄せる😋🥃❤️
ミズナラ感のある香木の香りもあって、気品がエグい。
開栓後時間の経過で、軽くやけどバナナのような香りも。
スッキリしたドライな雰囲気がありつつも、最後のローヤル12年とも、現行のNAローヤルとも違った熟成感のある魅惑あふれる香りが湧いてくるねぇ😋🥃❤️
味
ストレート (開栓日)
やや酸味があり、滑らかでフルーティな第一印象😋🥃❤️
スルスルと喉に入っていく、とろみのある雰囲気はさすが15年もののハイグレードなブレンデッド。
ちょうどエエ塩梅のシェリー樽モルトの雰囲気があって、贅沢感のある素晴らしい味やね。
口内ではフルーティで熟成感のある複雑な香味が混ざり合って、最初から最後まで変化のある味わいを楽しめる。
余韻も開栓時にただよう甘く心地エエ樽香が永く続くねぇ・・・😋🥃❤️
「ローヤル15年」を同じローヤルのシリーズでわかりやすく比較すると、ローヤルSRのビターさを抜いて、熟成感をやや増しつつ、フルーティさと華やかさにパラメータをシフトした感じの味。
ローヤルSRも「最初に香り立つ山崎15年モルトの華やかな芳香」を特徴にしとったわけやけど、ローヤル15年は更に華やかな芳香のレベルが上。
あと、口に含む前の香り立ちの良さもローヤル15年のほうが熟成感があって濃厚な山崎モルトを感じさせてくれるよ😋🥃❤️
ストレート (開栓後 2週間)
開いてくると尚更感じるんやけど、やっぱり熟成感からくる深みが違うねぇ・・・。
山崎のシェリーカスク原酒の温かみある雰囲気がわかりやすくあって、ミズナラの香木感。
気品あふれる素晴らしいクオリティやわ。
今このレベルの贅沢極まりないローヤルを出すのは絶対に無理やろなぁ・・・。
皮肉なことやけど・・・、ウイスキー氷河期があったからこそ生まれた傑作ボトルっちゅうても過言や無い、とにかくよくできたジャパニーズブレンデッドウイスキーや。
グラスの残り香は、明らかにミズナラ由来の香木感で、最後の最後の最後まで楽しめる。
皆が望んどる味はコレや❗っちゅうてもエエくらい山崎の特徴的な温かみのある華やかな風味があって最高に旨いブレンデッドウイスキーやでぇ😋🥃❤️
ストレート (開栓後 6ヶ月目)最後の一杯
甘やかで香り高いシェリー原酒に、ほのかなミズナラのニュアンスが調和したローヤル15年はやっぱりストレートが旨いなぁ・・・😋🥃❤️
熟成感もしっかりあるし、フルーティでモルティさもある。
ほんまに、5000円前後で販売されとったとは思えんほどに文句の付け所がない完璧なバランス感。
やっぱりローヤルの中でも傑作として言うてエエ最高のローヤルやと思うわ。
ちょっと値段は高くなってきたけど、まだまだ安心して飲める2時流通品が多いから、飲んだことがない方は今のうちに手に入れとくべき一本やで〜😋🥃❤️
加水(開栓日)
少量の加水でバニラの香りが優しく広がるとともに、どこか「愛のスコール」のような爽やかで甘みのある香りも感じるように😋🥃❤️
口内ではフルーティな香りの広がりが大きくなって、樽のニュアンスもよりハッキリと輪郭が浮かび上がる感じ。
華やかな雰囲気はあるんやけども、現在のサントリーを代表するブレンデッド「響」ブランドと比べたら堅実派っちゅうか、やっぱり歴代ローヤルらしく落ち着きある姿がしっかりと継承されとるね😋🥃❤️
誰にでもわかりやすいキラキラ感のある「響」
いぶし銀、漆のような渋くつややかな印象のある「ローヤル」
どっちもエエけど、コスパ含めて考えたら、ぶっちゃけ今ならローヤルがエエかなぁ😋🥃❤️
加水(開栓後 2ヶ月目)ほぼトワイスアップ
加水を重ねていくと、滑らかな舌触りに繊細な甘ずっぱさ、ラストのミズナラの香りが引き立つねぇ・・・。
全体のバランスは崩れへんし、次から次に口に入れたくなるくらいスルスル喉に消えていく。
キャラメル、黒糖のような香りも口内に漂い続けて、リッチでエレガントな雰囲気や。
山崎らしさ抜群の、シェリー樽原酒が醸す暖かな香り。
コレが抜群にエエ😋🥃❤️
ロック(開栓後 3週間)
ローヤルシリーズの中でも、ひとあじ違う熟成感に乾杯😋🥃❤️
なめらかな舌触りで、フルーティ&ウッディな飲みやすくほんま旨いウイスキー。
冷えれば冷えるほどに、フルーティな甘さと余韻のウッディさに集約される感じがあるから、飲みやすさが増していく。
飲みにくいと感じる要素がほんまに無いっちゅうか、日本人の味覚に沿ってブレンドされた極めて繊細かつ優しく、バランスのエエブレンデッドウイスキーや。
ロックにするのはややもったいない感があるけど、相性は抜群。
冷え冷えの状態でもラストのシェリー感はしっかりと感じられる😋🥃❤️
ロック(開栓後 2ヶ月目)
やっぱり旨いなぁ・・・。
ローヤルシリーズの中でも抜群の熟成感と、シェリー樽原酒の華やかかつ重厚感のある甘み。
そこにもう一発ミズナラ樽原酒のキレイな香木感があって、全体を包み込むようにまとめ上げとる。
全体を通して山崎モルトのニュアンスが大きい。
開栓後2ヶ月でなかなかに開いてきた感じがあって、開栓当初よりも明らかにミズナラの香り方が良くなった印象や😋🥃❤️
最近1万〜1.5万円くらいの値段になってきたし、いよいよ買いにくくなってきたローヤル15年。
今のうちにもう一本だけ買っとこ😋🥃❤️
ハイボール(開栓後 2ヶ月目)
ん〜、何かちょっとちゃうなぁ〜。
香りはメロンのような感じでごっつエエねんけど、ハイボールとマッチする味やない。
口に含むとややミズナラの香り、樽香が強めに主張してきて、まずくはないねんけど、こうじゃないなぁ〜っちゅう感じ。
やっぱりローヤル15年はストレートがエエなぁ😋🥃❤️
ローヤル15年 ゴールドラベル黒栓の販売価格は? ぶっちゃけ買い?
ローヤル15年ゴールドラベルはもう終売になってしもとるサントリーウイスキーの一つ。
当時の販売価格は5000円くらいやったはずやけど、最近の2次流通販売価格は、10000円〜15000円。
もうごっつ高なってしもたけど、現行の響ジャパニーズハーモニーとも全然違う上質さと豪華さがあって、ローヤルシリーズの最高峰として、一本はストックを持っておきたい😋🥃❤️
響ジャパニーズハーモニーのプレミア価格と同じくらいやけど、同じ値段で買うんやったらローヤル15年のほうが絶対オススメやね。
今では信じられへんけど、ウイスキー不況の時代の原酒の豪華さ、ウイスキーの旨さを感じ取れる最高の一本やでぇ〜😋🥃❤️
コメント
いつも楽しく拝見させて頂いています。
ぽよんちょさんのローヤルレビューを見たのをきっかけにローヤルにハマってます☺️
ローヤル15年はまだ飲んだことがないのですが、ローヤル15年の響マーク無しというがあるみたいです。販売末期に発売されたものらしく一番美味しいとの話を耳にしました!
是非、機会があればレビュー頂きたいです!
ありがとうございます!
ローヤルシリーズはまだUPしていないものもあるので、全種類コンプリート目指してぼちぼち開栓していきます。
初期のボトルはかなり入手性が難しいので、いつ完結できるかは未定ですが、応援よろしくお願いいたします!
さて、ご質問いただいたローヤル15年に関してですが、おっしゃるとおり響マークが入っていない、シリーズ最後期のローヤル15年は存在します。
金ラベルと青ラベルが存在していますが、青ラベルのほうが生産数が少なかったのか、現在の入手難易度が高くなっています。
どちらも2007年から2011年頃にかけて流通したものであり、贈答用が金ラベル、個人用が青ラベルで販売されていたのでおそらく中身は同じだと思います。
手元にあるので近々開栓し、そのうちレビュー記事にて公開させて頂きますね〜。