ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️
ボトラーズブランド「キングスバリー」からリリースされた素晴らしい熟成のグレンリヴェット。
「グレンリヴェット30年 サーオビール」
サーオビールシリーズは、キングスバリーが保有する樽の中でも、秘蔵中の秘蔵の高品質な原酒に育った選ばれし樽だけが名乗ることを許される、キングスバリーの最高級ライン。
今回も一本まるまる、しっかりレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️
品名:グレンリヴェット30年
生産地域:スコットランド(スペイサイド)
蒸留所名:グレンリヴェット蒸溜所
仕込水:ジョジーの泉
熟成年数:30年
カスクタイプ:
アルコール度数:44.6%
容量:700ml
タイプ:シングルモルト
輸入元:株式会社ジャパンインポートシステム
ボトラー:キングスバリー
評価:★★★★★★★☆(7.5)
【グレンリヴェット30年 サーオビール】色・香り・味を徹底レビュー
香り
ごっつ深みがあるんやけど、グレンリベットのそれとわかる華やかで、黄色さのあるフルーティな香り😋🥃❤️
熟れたマンゴー、パイナップルのような、熟成感あるフルーツの香りで満たされる。
ごっつオーキーな樽香があって、なぜかミズナラのような香木的ニュアンスも。
こらぁ、間違いなく旨い。
そう想わせる香りがプンプンするわ😋🥃❤️
味
ストレート(開栓日)
サラリとしたドライな口当たり。
あっさりドライな中にも、上質なフルーツの香りがブワッと広がって、オーキーな樽香が全体をふわりとまとめあげる😋🥃❤️
ベースにあるのは紛れもないグレンリベットの華やかなソレなんやけど、熟成の過程で纏う香りとコクがシルクのように繊細で暖かく深みある味わいへと昇華させとる。
クドくなく、透き通るような美しいアロマの羽衣を纏った天女のようなイメージやわ。
複雑味もしっかりあるけど、クセがあるわけではないねん。
あくまでも骨格の華やかさを補助するかたちで、底から旨さを支えとる感じ😋🥃❤️
過熟感もなく、ほんまキレイなまとまり具合。
理屈抜きに旨いと思える、ナイスなグレンリベットやね😋🥃❤️
ストレート(開栓後 2ヶ月目)錫熟成
贅沢に、錫熟成で頂いてみよか。
あぁ・・・、まず香りの立ち方が全く違うわ。
錫の片口に注いだ錫熟成用のサンプルと、同じタイミングでグラスに普通に注いだサンプルで比較。
そらぁもう、びっくりするくらい違う。
錫熟成したグレンリヴェット30年は、長年抑制してきたポテンシャルが一気に開放されたかのように見事な広がりを見せる香りの乱舞。
対して、普通に注いだグレンリヴェット30年は、めちゃめちゃエエ香りやねんけど、ごっつ大人しい。
ほな次は、実際に飲んでみてどうか、やってみよ。
うわぁ・・・、こらぁ錫熟成の完全勝利やわ😋🥃❤️
普通に注いだグレンリヴェット30年も確かに旨い。
いや、ほんま、こんな旨いのなかなか日常で飲まれへんのがわかるくらいに、しっかりちゃんと旨いねん。
せやけど、錫熟成させたグレンリヴェット30年の圧倒的な開花ぐあい・・・。
こらぁ半端や無いわ。
舌に乗せた瞬間、ブーケの中心に顔を埋めたようにフローラルで華やかな世界が一気に広がっていく。
同時にごっつ繊細な白い花の蜜のように、派手やないけど、極めて上質な甘みがサァ〜〜と身体を包み込む・・・。
普通に注いだ方は良くも悪くも香りと味、テクスチャーが独立した解像度の高い味わいなんやけど、
錫熟成したグレンリヴェット30年は、香りと味が高次元に融和。
すべての要素が一体となって、わしの身体のすみずみにまで染み込もうとしてくる感じ。
コレは久しぶりに体感できた効果抜群の組み合わせや😋🥃❤️
錫熟成が圧倒的勝利やと思ったけど・・・、時間が立つにつれて、普通に注いだグレンリヴェット30年の旨さも際立ってくる。
錫熟成のグレンリヴェット30年は、衝撃的なファーストコンタクトは素晴らしいねんけど、飲み進めるにつれて慣れてくるっちゅうか、感動が薄れていく不思議な感じ。
こらぁものすごいレベルの高い戦いや・・・。
出来ることなら両方試して、この圧倒的な違いを感じてみてほしい😋🥃❤️
加水(開栓後 2ヶ月目)少量加水
Very Good!
香りと味に、より親和感が生まれてごっつ旨いグレンリヴェット。
指通りのエエ、サラサラのロングヘアーのようにつるんと舌の上を通り抜けて
そのまま喉の奥へホールインワン😋🥃❤️
頭を空っぽにして酒だけに集中して飲みたい、ごっつ上質なグレンリヴェットやわ😋🥃❤️
ロック(開栓後 5日目)
冷えてもなお、しっかりと香る熟した青りんごのようなフルーティアロマに乾杯😋🥃❤️
舌に触れた瞬間に広がるしっかりシャキッと青りんごの風味。
熟成感からくる温かみがあるけど、氷でしまったテクスチャーの中にぎっしり詰まった溢れんばかりのゴージャスフレーヴァー。
正直めちゃめちゃ旨い。
熟した青りんごの中に潜むのは、ぬくもりに満ち溢れたふんわりマイルドな樽香。
枯れた要素が一切なく、完熟した果実と質のエエ枯木のアンサンブル😋🥃❤️
氷が溶けても最後までバランスは崩れず、やわらかな樽香をともないつつも繊細なフルーツの香りがどんどん溢れてくる感じ。
こらぁ困った・・・、ストレートもロックも錫熟成も抜群に旨いなぁ・・・。
【グレンリヴェット30年 サーオビール】の定価、販売価格は? ぶっちゃけ、買い?
「グレンリヴェット30年 サーオビール」の定価は107,800円(税込)
税抜価格で98,000円やね。
デキャンタボトルでもないし、ラベルもあんまり目立たへん最近のサーオビールシリーズ。
どうも見た目ではピンとこおへん感じなんやけど、中身はさすが間違いない。
キングスバリーの最高峰とされる「サーオビールシリーズ」に恥じへん納得の旨さやわ😋🥃❤️
21年を超えてくると現行オフィシャルのグレンリヴェットも十分に旨いけど、オフィシャルとは一味違う極まった旨さが宿ったグレンリヴェット。
一口飲めば旨さに感動、選ばれし一樽であることが一発でわかるはず😋🥃❤️
山崎18年とか響21年とセット販売された事もあってか、転売屋が手放した数本がエゲツない特価でオークションに投げ売りされた事もある。
ある意味メチャメチャ狙い目のチャンスボトルの一つでもあったね。
グレンリヴェット好きな方はぜひ味わって見てほしい至福のひとときを味わえる一本や😋🥃❤️
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