【津貫ザ・ファースト】徹底評価! 本土最南端の気候が生み出す熟成感に迫る。

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ぽよんちょウィスキーレビュー
ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️



マルス津貫蒸溜所が初めてリリースした、記念すべきシングルモルトウィスキー。

「津貫ザ・ファースト」



よっしゃ、いつもどおり徹底的にレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️

品名:津貫ザ・ファースト
生産地域:日本
蒸留所名:マルス津貫蒸溜所(本坊酒造株式会社)
タイプ:バーボン樽主体で構成
ヴィンテージ:-
アルコール度数:59%
容量:700ml
瓶詰め本数:9,984本

評価:★★★★★(5)

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【津貫ザ・ファースト】 色・香り・味を徹底的にレビュー

開栓日:2021/01/16

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

3年熟成とは思われへんほどに濃く色づいたカラーリングやね😋🥃❤️

日本本土最南端に位置する「津貫蒸溜所」ならではの熟成の加速度が気になるところ😋🥃❤️

香り

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ハッキリとしたバニラ、香ばしい樽香、若干の香ばしさからメープルのイメージ、若干バナナっぽい南国のフルーティさあり😋🥃❤️

ぶっちゃけ、予想以上にエエ香り😋🥃❤️

ストレート(開栓日)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

フレッシュな酸味があって、思わずハッとさせられるファーストタッチ😋🥃❤️

しかし、これまた予想を上回る熟成感やねぇ・・・。

ぶっちゃけもっと若々しいかと思いきや、想像以上にしっかりした甘み、香ばしさ、ウッディさを兼ね備えて、バランス良くまとまっとる😋🥃❤️


口に含んだ瞬間、いや・・・、ちゃうわ。

口に含む前から感じるメープルシロップのような強い甘み。

追って感じる、バナナのようなトロピカルな南国感と心地よい渋み😋🥃❤️

ピート感はほぼ感じず。



アルコール度数59%でしかもまだ3年熟成やから、アルコールの粗さはやっぱりあるんやけど、そのネガティブさを打ち消すほどふくよかな味わいや。


これから先の津貫がますます期待できる素晴らしい仕上がりやね😋🥃❤️

ストレート(開栓約2ヶ月後)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

旨い!

フルーティな酸味、メープルシロップのような香ばしく強い甘み、バニラの華やかさ・・・。

開栓当初よりも若干こなれた感じで、アルコール感はありつつもしっかりした味わいが見事やね😋🥃❤️

今後の成長に期待が持てる、ごっつ満足感のある仕上がりや。

ストレート(開栓約5.5ヶ月後)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

キャラメルのような香ばしい甘みに、若干の酸味がエエアクセント😋🥃❤️

アルコール感、やや焼酎っぽさも感じるフルーティな残り香のあるフィニッシュ。


余韻は華やかなバニラとトロピカルさ、若干の樽香。

ストレート(開栓後 2年6ヶ月)錫熟成と飲み比べ

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ん〜、なんやろなぁ・・・。
変化がないこともないんやけど、アルコールがパワフルすぎてやわらかになった事に気づきにくい感じ。

ちゃんと飲み比べてみると苦味、刺激ともに和らいで、甘みと樽感が引き立ってきとるのがよく分かる😋🥃❤️
やっぱりトップのアルコールからくる柑橘感はだいぶ消えとるわ。

ニューポットに近い荒々しいアルコール感をマイルドにするにはさすがの錫熟成でも限界があるみたい。

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加水(開栓日)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

バニリーな甘さは変わらず素晴らしいの一言❗😋🥃❤️

加水でバナナ感がより華やかに立ってくるわ。


アルコールの刺激がマイルドになって、より津貫の甘みに集中できるねぇ・・・。

っちゅうか、甘みが強いからアルコールのネガティブさは殆ど消えてまう。

もともとのアルコール度数も高いし、トワイスアップまでいったらもう十分に満足できる味になるわ😋🥃❤️



香ばしく甘い樽香もより感じやすく、津貫ザ・ファーストの持っとる旨さをしっかり感じ取ることが出来るから、ある程度の加水はごっつオススメやでぇ〜😋🥃❤️

加水(開栓約2ヶ月後)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

2〜3滴の少量加水でバニリーな華やかさがグッと広がる。

柑橘系の味、ナッティーさも感じ取りやすいねぇ😋🥃❤️

スパイシーさもそこそこあって、3年熟成とは思えんほどに複雑な味わいや。


少量加水ではまだアルコール感がきついと感じたら、トワイスアップ手前まで一気に加水してみたらエエかも😋🥃❤️

芯のあるトロピカルフルーティな雰囲気は加水後もしっかり感じるし、味気なくなる心配はせんでも大丈夫やでぇ〜。

加水(開栓約5.5ヶ月後)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

トロピカルさとバニリーさに拍車がかかって、華やかさに磨きがかかる😋🥃❤️

オレンジ系のフルーティさ、バナナ感、ややタンニンも感じやすくなって、なんちゅうか味わいの奥行き感が認識しやすくなる感じ。


ストレートで広がりが見えにくい時は、やや加水してみて和らげてあげたら違う発見があると思うわ😋🥃❤️

ロック(開栓日)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

流石に香りは若干閉じ気味になるけど、バニラの甘い香りはまだまだ健在😋🥃❤️


凝縮された麦の甘みが最高に旨いねぇ・・・。

濃厚バナナケーキのような南国の甘さのボルテージも最高潮や😋🥃❤️



ロックにしたときに現れがちなネガティブな苦味は全然気にならんし、正直言うてめちゃんこ旨いね。

ロックは津貫ザ・ファーストのポテンシャルが垣間見れる素晴らしい飲み方や😋🥃❤️

ロック(開栓後 3年4ヶ月)最後の一杯

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

津貫ザ・ファーストもついに最後の一杯か・・・。

いまから3〜4年前のこの頃は、新興蒸溜所ラッシュでファーストボトリングリリースが楽しみな時期やった😋🥃❤️

中でも津貫は比較的評判が良くて、しっかり味が出とる、今後にますます期待のリリースやったなぁ・・・。


まだ津貫も8年目にさしかかったばっかりで、あと2〜3年後には初の10年物がリリースされることが予想されるもどかしい期間に入った感じ。

本坊酒造の規模からして、秩父ほどの小回りを聞かせるのは難しいと思うし、たまに出るシングルカスクでファンの心を引き付けさせ続けるのもなかなか大変な時期になってきた。

あの頃と比べたらイナゴの大群のように新規蒸溜所が建設されとるし、まだ先発組の津貫は有利な状況とはいいつつも、新製品を出したら売れる時期は終わった感がある。


若いけど、ポテンシャルを感じるトロピカル感が見え隠れしとる津貫。

目まぐるしい時代やけど、個人的にはどうか長く生き残ってほしい蒸溜所の一つ。

18年、25年モノと素晴らしいリリースに出会える日が楽しみや。

本気を見れる日を楽しみにしとるでぇ〜😋🥃❤️

ハイボール(開栓1日後)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

おぉ❗  コレは旨い❗😋🥃❤️

ハジける炭酸と、津貫ザ・ファーストのバニリックでトロピカルな甘さが最高にマッチしとるわ😋🥃❤️


ちょうどエエレベルの心地よい樽香もハイボールに彩りと奥行きを与えとるねぇ・・・。

ハネデューメロンのような素朴なフルーツの甘さも感じやすい。

お見事や😋🥃❤️



ストレートでは尖ったアルコール感も、ハイボールにしてしもたら何の問題もない。

洋菓子のようなスィートで甘い “残り香“ も素晴らしい。



唐揚げとか食事でグビグビいくハイボールっちゅうよりかは、フルーツ、ケーキ、アイスクリームとかのデザートと一緒に、津貫の甘みを感じながら落ち着いて楽しみたいハイボールやね😋🥃❤️

単体でデザート・ドリンクとして楽しむのもエエと思うわ😋🥃❤️

【津貫ザ・ファースト】の販売価格は? ぶっちゃけ、買い?

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

津貫ザ・ファーストの定価は、11000円(税込み)

ジャパニーズウィスキーのファーストリリースの中でもちょっと高めの価格帯やし、手が出しにくいのも事実。

ただし、今後の津貫のポテンシャルを十分に感じる、堂々たるファーストリリースであることは間違いない😋🥃❤️


さすがは本土最南端の蒸溜所やね。

真冬は氷点下まで気温が下がるらしいけど、総合的には温暖な気候の津貫からくると思われる熟成感は、3年っちゅう年月でも十分な旨さを感じさせてくれた。



今後の成長が楽しみになると同時に、ビンテージと比較するために残しときたい気持ちになったから、しばらく津貫は封印(おあずけ)しとこかな😋🥃❤️



もうリリースからはしばらく時間が経ってしもたから、定価で手に入れるのはかなり難しいかもしれへんけど、探し回ればまだ酒屋には残っとる可能性もある😋🥃❤️



手に入ったときは、すぐに開けて楽しむのもアリ❗

今後の津貫と楽しむために残しておくもアリ❗

津貫蒸溜所のさらなる飛躍を願って、乾杯や😋🥃❤️

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