ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️
スペイサイドの優良シェリー系モルトを生み出す蒸溜所として、日本でも人気が高いアベラワー蒸溜所の新作ボトル。
「アベラワー アブーナ アルバ」
アベラワーでは珍しい、バーボン樽原酒のみをブレンドしたカスクストレングスボトリング。
シェリー樽原酒のみブレンドした、アベラワーアブーナとの違いは、
よっしゃ、ほなら早速レビューしていくでぇ〜😋🥃❤️
品名:アベラワー アルバ
生産地域:スコットランド(スペイサイド)
蒸留所名:アベラワー蒸溜所(ABERLOUR)
カスクタイプ:バーボン樽(ファーストフィルのアメリカンホワイトオーク)
熟成年数:-
仕込水:ベンリネス山中腹の泉
アルコール度数:58.9%(カスクストレングスの為、バッチによる差異あり)
容量:700ml
定価:12,100円
輸入元:ペルノ・リカール・ジャパン
所有者:ペルノ・リカール社
評価:★★★★★★(6)
アベラワーアブーナアルバと、通常のアベラワーアブーナの違い。
アベラワーアブーナアルバと、通常のアベラワーアブーナの違いは、熟成した樽の違いやねん。
通常のアベラワーアブーナは、アベラワーらしいシェリー樽熟成の原酒を使ったカスクストレングスのシングルモルトウイスキーや。
対して、新作のアベラワーアブーナアルバは、バーボン樽熟成の原酒を使ったカスクストレングスのシングルモルトウイスキー。
当然味は全然違うんやけど、両方とも加水されてないからしっかりした濃い味が特徴的。
どっちもカスクストレングスっちゅうところがポイントやね😋🥃❤️
アブーナとアルバの意味とは
「アブーナ」の意味は、ゲール語で「起源」の意味やねんけど、2つの意味が込められとる。
アベラワーを代表するシングルモルトダブルカスクマチュアードシリーズを構成する「起源」の原酒であるシェリー樽とバーボン樽そのままを使ったウイスキーっちゅう意味。
もうひとつは「起源」と直訳するんやなしに、薄めてないウイスキーそのままの状態、つまりカスクストレングスっちゅう意味や。
「アルバ」の意味は、ラテン語で「Quercus Alba」と表現される「ホワイトオーク」の事やねん。
つまり、アベラワーアブーナアルバは、アベラワー蒸溜所で作られたこのカスクストレングスのウイスキーは 「ホワイトオーク」で熟成したやつやで、っちゅう意味を持ったネーミングになっとるんやね😋🥃❤️
【アベラワー アブーナ アルバ】香り・味を徹底レビュー
香り
はちみつ、シナモン系のスパイス、パイナップルのようなフルーツ感。
カスクストレングスだけあって、そのままやとややアルコール感が強い印象。
シェリーのカスクストレングスアベラワーアブーナと違って、バーボン樽由来の香味が詰まった軽やかでキラキラした雰囲気やね😋🥃❤️
味
ストレート(開栓日)
パワフルなアタックでシナモンのスパイスがブワッと迫ってくる感じ。
ファーストフィルのアメリカンオークから絞り出されたスパイシーさがたまらんねぇ😋🥃❤️
オーキーな甘みはしっかりあるんやけど、最初はアタックの強さが目立って刺々しさを感じてまうと思うわ。
せやけど、アタックが落ち着いて余韻に浸るとき、キレイなバニラの風味とパイナップルケーキのようなフルーティなニュアンスが現れて、なんやかんや「終わりよければ全て良し」なエエ感じになってラストを迎える😋🥃❤️
まずは試しにストレートでいったけど、アベラワーアルバは思ったよりも刺激が強いから、基本的にはロックが一番合いそうや。
ちょっとこれはなかなか大人しくならんような気がするけど、開栓後時間の経過でどの程度落ち着いてくるのかも、また後のお楽しみやね😋🥃❤️
加水(開栓日)少量加水〜トワイスアップ
少量加水でもだいぶアルコール感は緩和されて、アベラワーアルバの持つ風味を飲み始めから感じ取ることができるようになる。
オーキーでスパイシーな甘みが印象的で、後半にはしっかりとイエロー系のフルーツ感😋🥃❤️
アルコール感はそこそこ強いけど、余韻に台湾名物のパイナップルケーキみたいな風味が残るから、パイナップルケーキ好きには刺さるかも😋🥃❤️
トワイスアップレベルまでいくと、爽やかさが増した感じでアベラワーアルバのイエローな雰囲気がさらによくわかる。
そこまで気になるわけやないけど、ややニューポット感のあるクリアな味わいがあって好き嫌いの分かれるポイントかも知れへんね。
水割り(開栓後 3ヶ月)
オーキーでパイナップルテイストのフルーティな香りやけど、飲むとシナモンのスパイス感が一番目立つ。
もうちょいスパイス感が軽かったら、割と水割りでもスイスイ飲みたくなるんやけど、ファーストフィルのアメリカンホワイトオークだけあって、スパイスがイキイキしとる😋🥃❤️
スパイシーなモルト好きならありやと思うけど、とくに際立った感動はないから、ロックで変化を楽しみながらゆっくりやる方が面白みがあると思うわ😋🥃❤️
ロック(開栓後 1ヶ月)
冷やすと香りはそこまでやけど、カスクストレングスでバチバチにしっかりしとるから、ゆっくりロックで飲むのがちょうどエエ感じ😋🥃❤️
ひとたび口に入れたらガツンとくる濃厚な甘みとパンチあるスパイシーな刺激、そこにウッディな樽香も絶妙に合わさって焦げたバニラのような風味、ごっつ飲みごたえあるわ。
ロックにしてもグレープフルーツのようなビターフルーティな柑橘感がしっかりあるね😋🥃❤️
ファーストフィルのアメリカンオークらしいバチバチに効いたスパイシーさは、最後の最後まで喉元をホットに温めてくれて、まるで生のすりおろし土生姜😋🥃❤️
氷が溶けてくるとスパイシーなワンパク度合いが落ち着いてきて、フルーティさとバニラの甘みがより繊細に感じ取れるはず。
だいぶ氷が溶けて加水されても骨格が崩れるようなネガティブな変化はないから、安心してゆっくり向き合って飲んでみたらエエと思うわ😋🥃❤️
コーラ割り(開栓後 1ヶ月)
え? もしかしてごっつ合うんちゃう?
不思議と甘ったるいコーラの糖分が穏やかになって、軽くビターな苦味と爽やかで針葉樹林のような清々しさが現れた。
もちろん荒々しいアルコール感は皆無っちゅうか、もともとのアタックの強さがコーラ割りでちょうどええ塩梅のアルコール感になる😋🥃❤️
え、なんやろこれ、なんか癖になる旨さやなぁ😋🥃❤️
スモーキーさは無いし、ヘヴィーなバーボン感とも全然違うんやけど、どこかクールで大人な味わいを感じる旨いコーラ割り。
もしアベラワーアルバのアルコールアタック感に馴染みにくかったら、コーラ割りにしたらスイスイ飲めると思うでぇ〜😋🥃❤️
【ウイスキー擬人化プロジェクト】アベラワーアブーナアルバの擬人化
Whisky Anthropomorphic Project
アベラワーアブーナアルバの擬人化
DATE:2023/08/06
【アベラワー アブーナ アルバ】の販売価格は? ぶっちゃけ、買い?
「アベラワー アブーナ アルバ」の定価は、12100円。
通常のアベラワーアブーナと同じ値段やけど、味は全く違うから飲み比べてみるのも面白いシリーズや😋🥃❤️
アベラワー アブーナ アルバは、ファーストフィルのアメリカンホワイトオークで熟成された影響が色濃く出た、スパイシー感満載で満足度の高い一本。
アブーナとアブーナアルバを混ぜて、キミオリジナルの「アベラワーアブーナダブルカスクマチュアード」をブレンドしてみるのもあり😋🥃❤️
カスクストレングスのダブルカスクマチュアードは売ってへんから、2つのアブーナを所有する人だけが体験できる贅沢やでぇ〜😋🥃❤️
コメント