ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️
今はなき、山崎15年熟成原酒が使用された贅沢な国産ブレンデッドウイスキー❗
「ローヤルSR 金枠響マーク」
現行のローヤルもバリバリに旨いけど、山崎15年熟成原酒が使われた時代のローヤルSRは格別に旨い。
ちなみにこのローヤルSRは、1989年の酒税法改正後に販売されとった特級表記なしバージョンの金枠向獅子マークの更に後に販売されたローヤル。
ラベルの響マークが特徴や😋🥃❤️
一世代前の金枠向獅子マークのローヤルSRには山崎15年熟成原酒が使われとることが明言されてないけど、この響マークのローヤルSRからは裏ラベルにしっかりと書いてあるのも特徴の一つ。
金枠向獅子マークのローヤルとの味の違いを交えながら、じっくりレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️
品名:ローヤルSR 金枠響マーク(金枠向獅子マークのローヤルSR~1995年頃)
生産地域:日本
蒸留所名:サントリー株式会社A
タイプ:ブレンデッドウイスキー
熟成年数:-(15年以上熟成した山崎モルト原酒を一部使用)
度数:43%
容量:720ml
評価:★★★★★★(6)
【ローヤルSR 金枠響マーク】香りと味を徹底レビュー。
香り
金枠向獅子マークと同じく、華やかなようで落ち着いた印象も抱かせる、心安らぐ香り😋🥃❤️
香りの印象はほとんど同じやなぁ・・・。
やや金枠向獅子マークのローヤルSRのほうが酸味のある漬物のような印象があるような・・・。
いや、気のせいかな。
隣に並べて嗅ぎ比べてもやっぱり一緒な気がするわ。
追記:開いてくると、フルーティさと熟成感の違いがあることに気づく。
響マークのローヤルSRの方がフルーティさがハッキリしとるし、熟成した雰囲気がある。
グラスに注いでからの時間の経過で差は縮まっていく傾向あり。
味
ストレート (開栓日)
安定の旨さやねぇ😋🥃❤️
ビターさと甘みがグッと迫ってきて、重厚感がある深い味や。
向獅子SRのローヤルと比べても、ファーストタッチから余韻にかけての移り変わり、舌触りのテクスチャーの印象はほとんど一緒。
ただ、向獅子SRのローヤルのほうが鼻まで昇ってくるようなフルーティさがあって、起伏があるような気がするなぁ・・・。
良く言うたら、起承転結がはっきりしとるっちゅうか、一口のなかでドラマチックな展開が繰り広げられるイメージ。
対して、金枠響マークのローヤルはややフラットな印象で、控えめやけど上品さと繊細さが勝っとる。
せやけど、開栓時期からくる誤差かもしれへんし、もうちょい経過観察が必要やね😋🥃❤️
ストレート (開栓後 2.5週間)ローヤルSR金枠向獅子マークと比較
開栓したては同じような印象やったけど、開いてくると金枠向獅子マークのローヤルSRとの違いが分かりやすくなってきた😋🥃❤️
味わいは、よりフルーティで複雑さ、厚みがあって熟成感も感じる深い味わいや。
金枠向獅子マークのローヤルSRが悪いわけやなくて、味の傾向はほとんど同じ。
よくよく注意して感じれば感じるほど、細部のニュアンスのクオリティが上がっとるのがよくわかるねん😋🥃❤️
裏ラベルにわざわざ記載が加わった山崎15年モルト原酒の影響が強いのか、似とるけどやっぱり違いはある。
こうやって飲み比べてみると、初代ローヤルSRから順当に深い味わいに進化してきたことがわかるね😋🥃❤️
加水(開栓日)
少量の加水で、落ち着いたカラメルのような香りがさらに引き立つ状態に。
口に含んだ際の香りの弾け方も軽快に、甘みの印象もよりスムースになる😋🥃❤️
ストレートも悪くないけど、ちょっと加水して落ち着いたときに飲むと更に旨いねぇ。
裏の説明書きにもあるように、しっかりと山崎の風味を感じるし、絶妙なブレンドで配合された実に心地エエ味わいや😋🥃❤️
まあ無い話やけど、もしもこの味を今あらためてサントリーがリリースしたら、一体いくらなんやろなぁ・・・・。
ロック(開栓後 5日目)
フルーティでエエ香りやねぇ😋🥃❤️
一口飲んだらわずかに酸味があってフルーティさもパァ〜っと開花、その後は麦感、ビターで重厚感のある贅沢で複雑な味わいが広がりつつ、スパイシーさがチラッと顔をみせたかと思ったら、甘みのある優しい樽香でフィニッシュを迎える。
余韻はしっかりと残しつつもくどくなく、絶妙なスッキリさ加減でキレイにしまっていく。
ローヤルSRのロックは旨いねぇ😋🥃❤️
重厚感のあるボトルデザインやし、見た目に関しても味わいの雰囲気に関しても、「バカラのロックグラス」と相性抜群。
薄まってくるとスッキリさがより際立って、水割りチックになってくるけど・・・、個人的な感想を言うたらコレはコレで悪くない。
ただ、重厚感のある風味がちょっと飛んだ感じになるから、ササッと早めに飲むのがグッドやでぇ〜😋🥃❤️
ロック (開栓後 約4週間)
やっぱりローヤルSRはロックが一番旨いなぁ。
現行のローヤルみたいに華やか一辺倒やなしに、複雑さと熟成感があって、ロックにするとフルーティさもよりはっきりしてくるわ😋🥃❤️
金枠向獅子マークのローヤルSRと比べても、フルーティさと熟成感は上やと思う。
薄く水っぽさが出てきたら、徐々に継ぎ足していくのもエエよ。
氷が溶けた水気とアルコールが揺らいで、ちょうど半分混ざり合うくらいのタイミングが一番旨いから、ステアして完全に馴染ませんほうがエエんちゃうかな😋🥃❤️
ロック (開栓後 1.5ヶ月)最後の一杯
現在のオールドボトルの相場で考えて、3000円程度でこの旨さが手に入るのはほんまに文句の付け所がないっちゅうか、奇跡的や。
ノンヴィンテージ故に注目度が高くないし、まだまだ贈答品でもらったまま眠っとるウイスキーが一般家庭内に大量にあると思うから、もうしばらくは買える状況が続くと思う。
山崎モルトの特徴がしっかりとありつつ、フルーティで温かみのある味わいで至福のひととき間違いなし。
ローヤル12年、ローヤル15年とも違った魅力のある、オールドボトルのローヤルSRはサントリーウイスキーの歴史を知る上でも飲んでおくべき一本や。
現行のシングルモルトを追うのは疲れるから、手軽に買えて確実に旨いローヤルSRはメチャメチャおすすめやで〜😋🥃❤️
ハイボール(開栓後 2週間)
香りにふくらみがあって、金枠向獅子マークよりもリッチさがあるハイボールやね。
ハイボールにすると金枠向獅子マークとの差が、結構分かりやすく出たかも😋🥃❤️
オールマイティなハイボールっちゅう意味合いにおいては、金枠向獅子マークのローヤルSRのほうが向いとると思うけど、単体でハイボールとして楽しむなら金枠響マークのローヤルSRの方が満足度は高い😋🥃❤️
金枠響マークのローヤルSRは、華やかさ、厚み、余韻に至るまでリッチで味わい深く、贅沢感がある。
ローヤルは奥深いねぇ・・・。
お湯割り(開栓後 2.5週間)
金枠向獅子マークのローヤルSRと比べて、お湯割りにしても熟成感とフルーティさを感じやすい。
スッキリ感の強かった、金枠向獅子マークのローヤルSRに比べて、余韻も永いし味わいも深いねぇ・・・。
多分気のせいとちゃうと思うねんけど、全体的に深みがあって味が濃く感じるわ😋🥃❤️
香りの立ちもこっちのほうがちょっとエエし、やっぱり比べると響マークの方が旨いと思う。
【ローヤルSR 金枠響マーク】の販売価格は? ぶっちゃけ買い?
金枠響マークのローヤルSRは、御存知の通りすでに終売品。
金枠向獅子マークの次に出た世代やけど、わかりやすい違いは背面に貼られたラベルやね。
この背面ラベには「山崎15年モルト」っちゅうワードがしっかり入っとるのが特徴的なんやけど、味の傾向がかなり似とる金枠向獅子マーク時代のローヤルSRも山崎15年モルト同等の原酒は使われとるんちゃうかなぁ〜と個人的には推測しとる。
明らかにあっさりした味の、ローヤルSR特級時代からローヤル向獅子マーク、最終世代のローヤルSRとして登場した金枠響マークのローヤルSRへの変化は、過去から現代へ至るサントリーのウイスキーの味わいの変化が凝縮された、ある意味大変勉強になるオールドボトルシリーズや😋🥃❤️
飲めば飲むほどその魅力に引き込まれるローヤル。
これからもローヤルの歴史を詳しくまとめ上げていくでぇ〜😋🥃❤️
コメント