ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️
富山県の【若鶴酒造株式会社】が送り出す限定ウィスキー。
「ムーングロウ リミテッドエディション 2019」
いつもどおり、徹底的にレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️
【ムーングロウ リミテッドエディション 2019】 キーモルトは20年以上熟成させた三郎丸蒸溜所モルト
ムーングロウ リミテッドエディション 2019のキーモルトは「20年以上熟成させた三郎丸蒸溜所モルト」
対して、ムーングロウ2020年のキーモルトは「1990年の三郎丸蒸留所モルト」
ボトルデザインが似とるからちょっとややこしいけど、ムーングロウリミテッドエディションはリリースした年代によって構成原酒も味も違っとる。
気に入ったら、他の年代のボトルも検討してみる価値ありや😋🥃❤️
たま〜に、ちょっとお得なセット販売もあったりするよ😋🥃❤️
【ムーングロウ リミテッドエディション 2019】 色・香り・味を徹底レビュー
色
明るめっちゅうよりも、彩度が低めの落ち着いた黄金色。
きらびやかな色やないけど、シックで渋い、エエ色味やわ😋🥃❤️
香り
香り(開栓日)
2020と似た樹木感、杉、蜜蝋、炭、粘土っぽく香るピート感。
時間の経過でバニラっぽい甘い香りが出てくるねぇ😋🥃❤️
味
ストレート(開栓日)
甘さ控えめなハチミツ、ひっそりとした麦の甘み、アルコール感を伴う炭、灰・・・。
バックラベルに書いてある、赤ワイン樽のフィニッシュ、シェリー樽系のニュアンスはそれほど感じへんなぁ〜。
グラスに注いでしばらく置いといたら、しっとりした「湿度を感じるようなヌルっとした甘み」が分かりやすく捉えられるようになってくる😋🥃❤️
以前開栓した「ムーングロウ リミテッドエディション 2020」の開花傾向からすると、開栓日の時点ではまだまだ本領発揮できてない可能性が高い。
今後の変化にも期待やね😋🥃❤️
ストレート(開栓約3.5ヶ月後)
だいぶほったらかしにしとったんやけど、久しぶりにストレートでテイスティング。
ほほぉ〜。
全体的にまろやかになって馴染んだ炭っぽさと、塩大福みたいな甘みがちょうどエエ塩梅やん😋🥃❤️
開栓当初に感じたちょっと荒いアルコール感が抜けて、ナッティーな香ばしさと甘みも相まって気にならんレベルになった。
やっぱりムーングロウリミテッドエディションは数ヶ月放置してからが本領発揮のタイミングなんちゃうかな😋🥃❤️
2020と同じく、一時期は店頭でよく見かけたボトルやけど普通に旨いわコレ😋🥃❤️
加水(開栓日)
加水でアルコール感が和らいだら、しっとりした甘みがより明確に出てくるねぇ・・・。
何やろ・・・、この独特の甘さ。
あ・・・、あれや。
アレアレ・・・。
甘さ控えめの塩大福や😋🥃❤️
うわ、そう思ったらごっつ塩大福😋🥃❤️
ほんのり大人の化粧をした、液体の塩大福や😋🥃❤️
加水(開栓約3.5ヶ月後)
ホンマにちょろっとだけの加水でじゅうぶん😋🥃❤️
ふわっと華やかで甘いハチミツのような香りが漂うねぇ・・・。
細部の輪郭がはっきりして、わずかな酸味がよりシャープに感じるねぇ・・。
全体的にどこかヌルっとした雰囲気のあるムーングロウリミテッドエディション2019のエエアクセントになっとる事がよく分かるわ。
ストレートも旨いけど、ごく少量の加水もコレまた魅力的😋🥃❤️
ロック(開栓13日後)
灰混じりの土っぽい香り。
味は、麦のナチュラルな甘みが主体で、やっぱりなんとも言えんシットリした塩大福感あり😋🥃❤️
それほど強い甘みやないんやけど、赤ワイン樽フィニッシュのグレーンが効いとるのか、なんとも言えん複雑な甘さやねぇ・・・。
氷が溶けてきた方が、全体に調和がとれてくる感じ😋🥃❤️
落ち着いたピートと、しっとりしたナチュラルな甘味が疲れた心を癒やしてくれる😋🥃❤️
ん〜、個人的には現時点においてロックが一番旨いと思うわ😋🥃❤️
ロック(開栓後 11ヶ月目)
旨いねぇ・・・。
開栓後約1年が経過するタイミングで、最高のコンディションに達したせいか、はたまた1杯9000円の三郎丸55年を体感した後やからか・・・。
開栓当初とは明らかに印象が違った広がり感、深く奥行きのある旨味、確実に三郎丸55年に通ずる富山の大地を感じるウッディネスを感じるわ😋🥃❤️
冗談や無しに、圧倒的な香り高さと円やかな口当たりが体感できる三郎丸55年を体感した後で、もういっぺんムーングロウリミテッドエディションを飲んでみて欲しい。
いや、ほんま冗談抜きでムーングロウの印象が一変すると思うわ。
この感覚をわかりやすく伝えると、日本酒が嫌いでも最高レベルの日本酒を飲んだ後やったらどんな日本酒を飲んでも旨さが理解できる感覚。
それに限りなく近いことが起こる。
三郎丸55年で極限まで見せつけられた最上の三郎丸の旨さが、ムーングロウを通してもういっぺん楽しめるっちゅうか、かなりはっきりした印象としてムーングロウに引き継がれとることが感じ取れるはず😋🥃❤️
ムーングロウリミテッドエディションから感じ取れる三郎丸55年のニュアンスは、2020のリミテッド・エディションよりも2019のリミテッド・エディションほうがハッキリしとる。
いやいや、これはほんま想定外の出来事っちゅうか、あらためて三郎丸55年を飲めたことに感謝っちゅうか、やっぱり何でも体験しとくべきっちゅうのが良くわかったわ😋🥃❤️
追記:今あらためて調べたんやけど、ムーングロウシリーズは1960年蒸留の三郎丸蒸留所モルトがしっかりブレンドされとるんやね😋🥃❤️
いやいや、わしの舌で感じた感覚が間違ってなかったから良かったわ。
ロック(開栓後 3年10ヶ月)最後の一杯
長きにわたって観察してきたムーングロウ2019リミテッドエディションも、とうとう最後の一杯に・・・。
開栓当初は粘土とか塩大福っぽさがあって、若鶴らしさある味わいやったんやけど、最後の一杯の瓶底は垢抜けた感じの表情へと変貌を遂げた。
なんちゅうか、昔の若鶴のウイスキーって田舎っぽさがある味やねんけど、ちょっとこなれたスコッチっぽい雰囲気になったっちゅうか・・・。
悪い表現になってまうけど、独特の臭さが抜けて甘みが残った感じになったのがその要因やと思う😋🥃❤️
開栓直後からこの旨さが出れば言う事無しなんやけど、長き日を共にしたからこそ味わえる至福の一杯でもある事に感動をおぼえるわ。
ポットスチルがZEMONになって、このレベルの熟成感あるウイスキーが出来た時。
その味わいは過去を塗り替えることができるのか。
いまから楽しみでしゃーないわ😋🥃❤️
若鶴酒造三郎丸蒸溜所の未来に乾杯😋🥃❤️
【ムーングロウ リミテッドエディション 2019】の定価は? 現在のお得な販売情報。
ムーングロウ リミテッドエディション 2019の定価は9200円【税別】
一時期は店頭でもよく見かけたんやけど、さすがにそろそろ出尽くしたのか、ネットの在庫もかなり少なくなってきたね。
もし過去のシリーズを揃えときたいなら今のうちやと思うわ😋🥃❤️
ムーングロウ リミテッドエディション 2019は、パァァッ!!っとキラキラした味わいのウィスキーではないんやけど、まろやかに馴染んだピート、落ち着いた塩大福のような独特の甘みがなかなか面白いウィスキー😋🥃❤️
決して安いボトルやないから気軽には手を出しにくいけど、もう戻られへん「過去の三郎丸蒸溜所の個性」を感じる限定品やでぇ〜😋🥃❤️
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