ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️
ジャパニーズウイスキーブームのさなか、突如としてサントリーがリリースした一風変わったワールドブレンデッドウイスキー!
「サントリー Ao」
ウイスキー好きの中では記憶に新しい、世間の評価では不味いと酷評された不遇なウイスキーの一本。
ちゅうわけで、わしのブログでは感じたままにほんまのところをお伝えしたいと思う😋🥃❤️
ほな、いつもどおりレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️
ちなみに、サントリーのウイスキーは2024年4月1日(月)出荷分から価格改定を実施。
SUNTORY WORLD WHISKY 碧Aoも無慈悲な値上げが決定された。
現在の定価は税込みで5,500円やけど、値上げ後は6,600円になるから、買うなら安い今のうちがエエと思うで。
ウイスキー関連は世界的な需要増をはじめ、原材料の価格高騰、運送費の価格高騰、為替円安の影響などなど・・・、2022年〜2023年は年に数回値上げがあった。
世界情勢的に考えても、今後も年々値上げされていく可能性が高いから、買うのが遅れれば遅れるほど損する確率が上がっていくのが飲み手にとっては辛いところやね・・・。
品名:Ao
生産地域:日本
蒸留所名:サントリーウイスキー
タイプ:ブレンデッドウイスキー
熟成年数:NV
度数:43%
容量:700ml
評価:★★★★★(5)
【サントリー Ao】香りと味を徹底レビュー。
香り
はちみつ、青りんご、ラムネ、ややスモーキーさあり。
わかりやすいスモーキーさはあるんやけど、比較的華やかな香りがメインかなぁ😋🥃❤️
第一印象はややアルコール感のある香りやけど、しばらく時間を置いとけば落ち着いていくる。
味
ストレート (開栓日)
ファーストタッチは比較的優しく、はちみつ系のはっきりした甘みが広がっていく😋🥃❤️
追って軽く青りんごのフルーティなニュアンスと、厚みのある香ばしい麦感。
極々軽いタンニンのあと、華やかなバニラの香りが鼻から抜けてフィニッシュ😋🥃❤️
余韻は華やかなバニラの印象と心地よいスモーキーさが、軽い樽香と共に続く・・・。
バニリーなアメリカンのような、エレガントなアイリッシュのような、スモーキーなスコッチのような、優しいジャパニーズのような、実に巧妙にブレンドされたバランス感。
ピーティなニュアンスがありつつも、万人に飲みやすい味に仕上げとるところはさすがサントリーやと思うわ。
味に関して言うたら嫌なアルコール感は無いし、飲み続けるほどに、フルーティなニュアンスが捉えやすくなるから、印象は良くなっていくね😋🥃❤️
ストレート(開栓後 6ヶ月目)
ん〜、完全に開いて旨くなったねぇ・・・。
開栓当初に感じた強めのアメリカンテイストが抜けて、ホンマにバランスがエエ感じにこなれたでぇ😋🥃❤️
とっかかりはフルーティで爽やかなようで、徐々に甘みが広がるに連れ奥行きのあるナイスバディがむき出しになってくる😋🥃❤️
そんでもってややスモーキーで、味わい深い大人な雰囲気をまとった状態でフィニッシュを迎える。
余韻は華やかさとリッチさがバランス良く絡み合って、満足感のある締まり具合。
正直、これぞブレンデッドの面白さっちゅうのを見せつけてくれた、Aoでしか味わえん世界観がこの一本に詰まっとる😋🥃❤️
サントリーの原酒不足が生み出したからこそ酷評されたところが大きいと思うんやけど、原酒不足やったからこそ生み出された唯一無二の不思議な魅力を放つブレンデッドに仕上がっとると思う。
加水(開栓日)
加水したらケーキみたいなバニラの華やかな印象が目立ってくるねぇ😋🥃❤️
ハチミツのようなサラッとした甘みに、メープルのようなコクも感じる。
香ばしい麦感に、やさしくもスパイシーなニュアンスがごっつエエ感じ😋🥃❤️
ロック(開栓後 10日目)
アイリッシュの軽やかで紅茶のようなニュアンスと、スモーキーなスコッチのニュアンスが明確に拾えるねぇ😋🥃❤️
どっちも喧嘩せんと共存しとるのは、他の原酒のバックアップのおかげなんやろなぁ・・・。
余韻はアメリカンでもありながらジャパニーズのそれ。
いやぁ・・・、なんとも言い難いけど、やっぱり変わった面白さがあるウイスキーやねぇ😋🥃❤️
ロック(開栓後 1ヶ月)ほぼ水割り
ん〜、このなんとも言えん中間をついてくる独特の味わいはまさにAo特有の個性。
その中でもやっぱり、ロックにしたら若干軽やかなアイリッシュ、ジャパニーズ的フルーティな甘み要素が強いかなぁ😋🥃❤️
それでもやっぱり次の瞬間、またスッとイメージが切り替わって不思議なフィニッシュを迎える・・・。
お互いを潰し合わへんブレンド技術はほんま純粋にすごいと思うわ。
適当に手元にあるウイスキーを自分で混ぜてみたらわかると思うけど、大概お互いの味も風味も死んでブレンド技術の偉大さに初めて気づく。
Aoがサントリーが販売する他のウイスキーと比べて不味い不味くない論争は置いといて、このブレンド技術の妙は、絶対にAoでしか体感できん素晴らしい技やでぇ。
ロック(開栓後 5ヶ月目)
やっぱりなんとも不思議な雰囲気やけど、飲めば飲むほどロックでゆっくり楽しむ分にはなかなか旨いなぁと思うわ😋🥃❤️
開栓後約半年たって十分開いたんか、口当たりもまろやかで5大ウイスキーの繊細なニュアンスが口内にさぁ〜と広がる。
感じれば感じるほどにバランスがエエし、魅力を発見できるウイスキーやね😋🥃❤️
ロック(開栓後 7.5ヶ月)最後の一杯
サントリーAoもあっという間に最後の一杯😋🥃❤️
なんやかんやでロックが一番飲んだなぁ。
なんとも不思議な味わいと魅力を放つ、やや不遇なサントリーウイスキーの定番品Ao。
せやけどこれがまた飲むたびに、ラストのジャパニーズ感を強く深く感じるようになってきたのが予想を裏切るナイスポイントやったわ😋🥃❤️
エエ意味でも悪い意味でも、サントリーやからこそ形にできたウイスキーに違いあらへんAo。
どうせやったら文句いうよりも旨く飲んだほうがエエやん😋🥃❤️
この蒼き地球に乾杯😋🥃❤️
ハイボール(開栓後 3.5ヶ月)かなり濃い目
あれ??
こらぁ、想定以上に旨いやん😋🥃❤️
ちょっと入れすぎて、ウイスキー2:3炭酸水くらいの割合になってしもたんやけど、コレが正解やったんかも。
なんちゅうか、カナディアンのように軽やかで、バーボンようなコクもありつつ、フェザーのようなスモーキー感のある独特の味がするハイボールやね。
正直ジャパニーズっぽさは感じへんし、サントリーのウイスキーとしてはコレを求めとるわけやないけど・・・。
コレはコレでエエんちゃう?😋🥃❤️
Aoをハイボールにするなら、濃いめでガッツリ味を引き出すのがオススメやわ。
ハイボール(開栓後 6ヶ月)かなり濃い目
やっぱり旨いと思うけどなぁ😋🥃❤️
華やかで爽やかなフルーツとバニラが炭酸水とフュージョンして軽やかに舞いあがる。
ジャパニーズウイスキーの要素がハッキリわかるのは余韻部分。
コレで終わりやで〜っちゅうタイミングで表に現れてくるね😋🥃❤️
なんやかんや言いながら、5大ウイスキーの要素を探索して楽しめるのがAoの魅力やと思うわ。
【サントリー Ao】の販売価格は? ぶっちゃけ買い?
「サントリー Ao」の定価は5500円(税込み)
正直、味的には無難な値段かな〜っちゅうのがわしの感想😋🥃❤️
まあ、サントリーの味ではないけど、サントリーでしか出せん不思議な魅力をもった味のウイスキーであることには間違いない。
決してまずいとは思わへんし、どっちかっちゅうたら旨いよ。
5大ウイスキーすべてを生かし、見事に操った福與さんはやっぱり天才やね😋🥃❤️
サントリーに乾杯、福與さんに乾杯、世界のウイスキー文化に乾杯や😋🥃❤️
コメント
低評価だったなんて、知りませんでしたよ。
とろりとした舌触り。
私はまずストレートで。
夫はロックで。ウイスキー苦手な娘がロックで飲んで「旨い」と。
柔らかで嫌味がなく、ブレンデッドの妙。
もっと評価されていいのに。
因に、元々どっちかって言うとスコッチよりバーポン派。
ほんまに先入観なくせば普通に旨いブレンデッドやのに、ジャパニーズ信仰の悪い面が出すぎたのか、時代が悪かったのか、独特の味わいに馴染まれへんかった人が多いのか、不運な運命を辿ることになってしもた一本やね。
この絶妙なブレンデッドはサントリーでしか実現できんかったやろし、オンリーワンの味わいやと思う。
全体的な雰囲気としては、バーボン好きな方の方がより馴染みやすい味かもしれへんね。