【マッカラン12年 シェリーオーク】どう考えても不味い。 コスパ最悪な、生まれ変わった味を徹底レビュー!

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ぽよんちょウィスキーレビュー
ぽよんちょおじさん
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ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️



誰もが知る、ウイスキー界のロールスロイス「マッカラン」のスタンダードボトル。

「マッカラン12年 シェリーオーク」



よっしゃ、今回も一本まるまる、レビューしていくでぇ〜😋🥃❤️

品名:マッカラン12年シェリーオーク 新ボトル
生産地域:スコットランド(スペイサイド)
蒸留所名:マッカラン蒸溜所(MACALLAN)
仕込水:蒸溜所下の井戸水(スペイ川の伏流水)

カスクタイプ:シェリー樽
ヴィンテージ:12年
アルコール度数:40%
容量:700ml
タイプ:シングルモルトウイスキー

輸入元:サントリースピリッツ
所有者:エドリントングループ社

評価:★★★☆(3.5)

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【マッカラン12年 シェリーオーク】色・香り・味を徹底レビュー

開栓日:2021/06/13

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

旧ボトルのマッカラン12年に比べたら若干明るい色合いになったブラウンに染まった琥珀色😋🥃❤️

マッカランらしさを感じるギリギリの色合いかな😋🥃❤️

香り

ぽよんちょおじさん
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レーズン、ドライイチヂク、若干のゴム感。

弱々しいシェリー感が漂うね。


あれ?

マッカランてこんなもんやったっけ??

旧ボトルはもうちょいシェリー感が強かった気がするんやけど・・・😋🥃❤️

ストレート(開栓日)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

マッカラン12年を飲むのはかなり久しぶり😋🥃❤️

スムースで優しい甘みやけど、なんか違和感がある・・・。

ん〜?? なんやなんや??

なんかおかしい・・・、わしの中のマッカランのイメージとなんかちゃう。



わかりやすく言うたら、なんかめちゃんこバディが軽い。



飲みやすさは極めて高いんやけど、深みがないっちゅうか、潮干狩りシーズンの海岸レベルにそこが見える感じ・・・。


えぇ?

わしの記憶にある、芳醇なシェリーを感じるマッカランと全然ちゃうねんけど・・・。


ストレートやのに、まるで加水したかのようなスカスカなバディ・・・。

全体的にドライで痩せた印象や。


リフィル比率が多すぎる? サードフィル、フォースフィル?


酒質は滑らかで飲みやすいし、確かにマッカランを感じる味やねんやけど、マッカランの味が薄い薄い。

正直、ロールスロイスの力強さは全く無いレベル。

これはちょっと、がっかりっちゅうか、マッカランともあろう大御所がどないしたんやっちゅう感じ。

決して不味いっちゅうわけやないねんけど、価格を考えたら高いっちゅうしかないレベル。

ストレート(開栓後 2週間)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ゴムっぽさはこんなもんやと思て割り切るのが吉。

ん〜、やっぱり口当たりはエエし、滑らかでごっつ飲みやすい😋🥃❤️

ただやっぱり凝縮された旨味っちゅうか、芯の部分で力強さがないねぇ・・・。


ある意味めちゃんこスルスル飲めてまうから、ボトルの減りが早い早い。

この時点でもう半分くらい飲み干してしもとるし、複数のボトルを細かく経過観察しながら飲んどるわしにしては異例のスピード😋🥃❤️


勘違いせんといてほしいのは、命に誓っても不味くて飲まれへんようなウイスキーではないって事。

全然旨いし、ごっつ飲みやすいけど、過去の状態を知っとると、どうしても不味くなってしもたなぁ〜って感じてまうねん。

こんな事ばっかり言うてたら、老害っちゅう言葉がチラつくんやけど、わしもそう思う。

せやけど、わしも悲しいねん😋🥃❤️

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加水(開栓日)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

少量加水でキャラメルのような甘い香りが開いてくる😋🥃❤️

シェリー樽由来の渋みが目立つ印象に変化。


心地よいタンニンっちゅう表現をするのは気が引ける。

コレは、渋みや。

紅茶のティーバック二回目、三回目使ったことある人なら分かるあの渋み。


香りも味も薄いけど、渋みはしっかりあるあの感じ。


アルコール感は無いからグイグイ飲めるけど、同時に香りも旨味もない、ごっつ寂しいスカスカ感。


いやぁ、コレはちょっとガッカリやわ・・・。

値段はしっかり上がったのに、味はしっかり落ちとる。

ロック(開栓3日後)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ん〜、ちょっとファーストタッチがゴムっぽい。

中間地点でゴムっぽさは抜けて、レーズンのようなマッカランぽさのある甘みが出てくる感じやね😋🥃❤️

ただし、やっぱりごっつ水っぽいのが気になるわ。

なんでこんなに水っぽいんやろ。


もうちょい味が濃ければ、ゴムっぽさはまだ許せるんやけど、寂しくなるほどにレベルで味が薄い。

根底の味は悪くないはずやのに、表面の印象が悪すぎる。


ボトルデザインは厳つくなっとるし、悪目立ちして損してしもたヤンキーみたいっちゅうたらエエんやろか。

ホンマはエエ子やのに、大人の事情でこんなことになってしもたんやろなぁ・・・。

ロック(開栓後 8ヶ月)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ん〜、やっぱり不味いなぁ😋🥃❤️

浅いし、軽いし、スカスカするわ。

結構旨いようわからん海外製のチョコレートをつまみにして飲んどるんやけど、完全にチョコレートの味に負けとるね😋🥃❤️


コレはやっぱりいまいちやなぁ・・・。

シェリーカスクはシェリーカスクなんやろけど、風味が消しカスみたいや。

なんや最近はマッカラン12年までプレミア価格になってきとるみたいやけど、正直全然旨くないから買わんほうがエエと思うわ😋🥃❤️

ロック(開栓後 9.5ヶ月)最後の一杯

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

やっと一本飲み終わったなぁ・・・。

寂しいような、安心したような不思議な気分や。


正直言うて、わしはもう買わんなぁ・・・。

旧12年は結構買って飲んどったんやけど・・・、新ボトルのこの味ではもう付いていく気がせん。

なんやかんやでマッカラン12年シェリーオークまでプレミアム価格になっとるし、定価以上の価値・・・、いやぶっちゃけ定価の価値もないレベルの寂しい味っちゅうのが本音。


10年くらい休売してもエエから、ちゃんとしたマッカランのエレガントな味を復活させてほしいわ。

ハイボール(開栓4日後)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ここまできたら、ネタでハイボールまでやってまおか😋🥃❤️


あれ?

濃い目につくったからか、炭酸の効果か、そのまた両方か、意外とイケる😋🥃❤️


個人的には、あんまりシェリー系のウイスキーはハイボールとの相性は良くないと思っとるんやけど・・・、スカスカのバディとゴム感をうまい事ごまかしつつ、炭酸で華やかな香りが強く感じるから、割り切ってハイボールにするのも悪くないかも。

しかも濃いめが旨い😋🥃❤️



悪い意味でシェリー感が控えめな「新ボトルのマッカラン12年」は、ハイボールにしてもエエ意味で違和感がない😋🥃❤️


コレは素直に喜んでエエ事ちゃうと思うねんけど、ある意味贅沢な楽しみ方の一つとしてぜひお試しあれ。

【マッカラン12年 シェリーオーク】の定価は? ぶっちゃけ、買い?

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

「マッカラン12年 シェリーオーク」の定価は、8800円(税込み)

数年前は5000円あれば買えた上に、現行ボトルよりも明らかに美味かった。


箱、ボトル、キャップ・・・、諸々の装備品は豪華になっとるのに、肝心の中身は明らかに薄味になってランクダウンしてしもとるのが残念としか言いようがない。


正直、定価の8800円はかなり割高に感じてまうわ・・・。

濃いめの贅沢ハイボールは悪くなかったけど、言うても高額なボトルやしもったいない😋🥃❤️


超大型蒸溜所のマッカランといえど原酒不足の影響が如実に現れとるとしかおもわれへん、先が心配になるスタンダードボトルやったわ。


ロールスロイスはロールスロイスでも、ガソリンが切れて(原酒不足)エンスト寸前のロールスロイス。


せやけど、マッカランのスタンダードボトルは、いっぺんは味わっておくべき。

気に入ったらそれでエエし、ちょっとモノ足りんかっても、自分の中である種の基準ができる😋🥃❤️


後にも先にもマッカランは外されへんボトルの一つやね😋🥃❤️

自信を持ってオススメできる、本物のロールスロイスの風格が復活する日を待っとるでぇ〜😋🥃❤️

コメント

  1. 迷い犬 より:

    自分の味覚に自信が持てなくなってまたまた彷徨ってきました。
    昔に飲んだマッカラン12年シェリーオークの味が忘れられなくて、後年に何度か
    購入しましたが、毎回おいしく飲めません。製造側で味を変えてしまったんで
    しょうか。口コミを信じて買ってきたウィスキーを一口飲んで
    期待を裏切られたときのショックがひどくて、最近はウィスキーを買うのが
    怖くなってしまいました。自分のお小遣いでは高価すぎるんだもの(泣)。

    • ぽよんちょおじさん ぽよんちょおじさん より:

      マッカランはラベルチェンジのたびに大きく味を落としている印象です。
      そう思っているのは私だけでなく、熱心な愛好家はほぼ全員同意見ではないでしょうか。
      マッカランほど過去にリリースされてきた旧ボトルが高騰している銘柄はありませんし、絶対数が減る一方なので今後もその流れは加速すると考えられます。
      最近ではボトラーズの2000年代蒸留20年未満しか熟成していないものでも、定価で10万円を超える状態です。
      1990年代蒸留であれば最低15万円程度からになってくるので、80年代、70年代の30〜40年間熟成された長期熟成モノに至っては想像を超える金額を支払わない限り手に入れることができません。
      今後、最大のウイスキー消費大国として注目されているインド経済が成長し、スコッチウイスキーを買い求める動きが加速した際、本当に上質なマッカランは高額を叩いても手に入れることができない幻の酒になる可能性も否めないと考えています。

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