【ポットスティルK】定価高すぎ!? 国産大麦麦芽100%使用の贅沢な静岡産ジャパニーズウイスキー。

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ぽよんちょウィスキーレビュー
ぽよんちょおじさん
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ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️


ガイアフロー静岡蒸溜所のシングルモルトウイスキー!

「ポットスティルK」

なんと定価18,150円のごっつ強気な価格で勝負に出たガイアフロー静岡蒸溜所。

以前リリースされた「プロローグK」と同じく軽井沢蒸留器で蒸留した原酒を使用しとるんやけど、国産大麦麦芽を100%使用した日本産にこだわった、原材料まで純ジャパニーズのジャパニーズウイスキーが「ポットスティルK」

果たして価格に見合う旨さは見いだせるのか!?

ほな、じっくりレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️

品名:ポットスティルK
生産地域:日本
蒸留所名:ガイアフロー静岡蒸溜所

タイプ:シングルモルトウイスキー
麦芽:国産大麦麦芽100%使用
カスクタイプ:バーボン樽、ワイン樽
熟成年数:-(3〜5年の熟成原酒を使用)
生産本数:2500本
度数:55.5%
容量:700ml

評価:★★★★★☆(5.5)

オススメの飲み方

№1:ロック
№2:ストレート、ハイボール

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【ポットスティルK】香りと味を徹底レビュー。

開栓日:2022/12/09

香り

ぽよんちょおじさん
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甘いバニラ、密かな駄菓子、甘みのあるオレンジ、かるく杉っぽい爽やかさのある木の香りとセメダインのニュアンス。

当然やけど、ブレンデッドMとは系統の違う繊細でありつつボリューム感、モルティさのある香りやね😋🥃❤️

ストレート (開栓日)

ぽよんちょおじさん
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サラリとしたキレイな舌触りで、なめらかで繊細なモルトの甘味がサァーっと舌に広がっていく。

全体的に抑揚がなくてフラットな印象やけど、モルトの繊細な甘味のでかたは結構エエ部類やと思う。

酒質の骨格が弱々しいっちゅうか、繊細すぎるのか。

このまま長期熟成させていくとどうなるのかわからへんけど、発展途上の現時点での印象はなかなかGOOD😋🥃❤️

新興蒸溜所のリリースにありがちな、ギンギンに主張してくる柑橘感とか、悪く言うたら若干焼酎くさいアルコール臭い嫌な若さはほぼ無いね。


残念ながらファーストリリースのプロローグKは飲まれへんかったから、ポットスティルKの特徴である国産大麦麦芽100%のエエ部分が発揮されとるのかどうかがわからへんねんけど、個人的には結構好きな味やわ😋🥃❤️

飲む前に感じる香りの印象よりも、口に入れたときのほうがより繊細さを感じれる。

アルコール度数55.5%もあるようには思えん、ナチュラルで自然な飲みやすさを誇るウイスキーや。

ストレート (開栓後 約4.5ヶ月)

ぽよんちょおじさん
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やっぱり杉っぽい特徴的な木の香りがあって、軽い酸味とモルトの甘味😋🥃❤️

口当たりは軽めで飲みやすく、複雑さは無いけど素直で素朴な旨さっちゅう感じ。

ブレンデッドMでもこの杉っぽい香りがあったんやけど、樽由来っちゅうよりもガイアフロー静岡蒸溜所の「発酵槽に使っとる静岡産の杉」が原因なんかも。


ポットスティルKにはワイン樽原酒も入っとるみたいやけど、極々軽いタンニンを感じる部分に片鱗がある感じ。

エグミの強い嫌なワイン樽のニュアンスは無いから、ワイン樽原酒が苦手な方でも安心してほしい部分やね😋🥃❤️

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加水(開栓後 1.5ヶ月)

ぽよんちょおじさん
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ストレートと比較して、加水するとワイン樽熟成の原酒からくる、もわっとしたテクスチャーがやや主張してくるようになる。

フィニッシュ時に瞬間的に強くなるオレンジのニュアンス。

合わせて、余韻のバニラ、甘みのある樽香もパワフルな印象になるから、よりポットスティルKのディテールが拾いやすくなるね😋🥃❤️


ストレート、少量加水共に、比較的印象はエエけど、加水を重ねてトワイスアップ付近までくるとやや頼りなさが出てきて、軽くエグみが出てくる印象やなぁ。

やっぱり全体的に軽やかな印象が強くて、味はフィニッシュからスゥーッと消えていく感じがあるんやけど、余韻での華やかなバニラは比較的長く残る。

ロック(開栓後 10日目)

ぽよんちょおじさん
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予想通り香りはかなり控えめ。

口に含むとあっさりめの麦の甘みに上乗せされた、やや若さ故のアルコール感、キンキンした苦味、ワイン樽由来の嫌なニュアンスっちゅうか、芋っぽい香りが結構気になる。

ロックのほうが無難かと思たんやけど、意外とストレートの方が印象がエエなぁ😋🥃❤️

ハイボール (開栓後 日目)

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ほのかな甘味、スッキリした味わいで、炭酸と交わると軽い酸味が感じられる。

国産大麦麦芽100%やからか、軽井沢蒸留器の繊細さが出とるのか、両方の相乗効果やと思うけど、濃い目に作ってもかなり軽やかでごっつ飲みやすいね😋🥃❤️

樽の香りは強すぎず弱すぎず、ちょうどエエアクセントになっとる感じ。


このポットスティルKは、主にバーボン樽とワイン樽の原酒が使われとるんやけど、ハイボールにするとややワイン樽原酒らしさが目立ってくる感じがするわ。

せやけどそんな気になるようなエグミはないから、ワイン樽熟成のウイスキーが苦手な方でも違和感なく楽しめると思うでぇ〜😋🥃❤️

【ポットスティルK】の定価は18150円! 味の総合評価は?

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ポットスティルKの総合評価は「それなりにまあ旨い」けど、正直定価で考えると高すぎると思うわ。

ブレンデッドMの想像以上の旨さと値段のやすさからギャップがある、消費者としてはやや残念な超強気の価格設定。

定価で18150円は・・・、なかなかエグいて・・・😋🥃❤️

せっかくそこそこ旨くても、値段の高さ故に値段なりの価値があるのかどうか、どうしても冷静になってまう。

熟成年数としてはまだまだ若いし、飲み手としては、いっぺん開けると「あぁ〜、これエエやん。旨いやん。」ってサァーっとエエ印象のまま飲んでしもて、次の一本を楽しみに待ちたいねん。


原材料のモルトは100%国産大麦麦芽っちゅうことで材料費が高いのは理解できるけど、冷静になったら個人消費者が買ってみようかなと思える範疇を軽く超えとる価格設定や。

設備投資の費用を一日でも早く回収したい気持ちもわかるんやけど、今後このレベルの値段でシングルモルトが連発されたら、買い手にとっては正直きつい。

今回は初版っちゅうことで、ほぼ記念品扱いの「ご祝儀価格」である事を祈りつつ、今後の静岡蒸溜所の発展を見守っていきたいね😋🥃❤️

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