ウイスキー最強コスパランキング！【ビンテージボトルを月給換算】衝撃の激安ウイスキーとは!?

ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️

数多あるウイスキー達それぞれの値段が、仮にウイスキー一本一本の生涯賃金やとしたら・・・・。
そのウイスキーの月給っていくらなんやろ？って思わへん？😋🥃❤️

ウイスキーボトル一本の値段を月給換算した価格を算出して、月あたりの値段が安ければ安いほど、コスパに優れたウイスキーっちゅう事が言えるわけ。

この記事に書いてあるウイスキー最強コスパランキングの算出方法は【定価価格÷熟成期間（月割）＝ウイスキーの月給】っちゅう強引かつ、樽構成とかベーススピリッツの原価は完全に無視した冷酷なやり方。
ほんま単純に、個々のウイスキーにかけられた時間＝ボトルの価値と仮定して算出した感じ。
＊ボトラーズを入れるとそれこそ数が膨大になるしややこしくなるから、この記事で計算したシングルモルトは基本的に全部オフィシャルボトル。

これぞまさに「タイムイズマネー」😋🥃❤️
熟成にかけた時間を基準に、コスパ最強のウイスキーをランキングにしてみたでぇ〜😋🥃❤️

ウイスキーってベースのスピリッツも熟成する樽も大事やけど、やっぱり一番のポイント（ロマンであり複雑な味わいを生み出す）部分は、時と時代が味を作り出す、遠い未来に思いを馳せて作られた酒っちゅうところやろ😋🥃❤️


最近ウイスキーの値上がりが激しいのは皆感じとることやと思うけど・・・。
「正直20年モノとか、30年モノとか、気が遠くなるくらいの年月を経てようやく世に出てきた酒って、デジタル化しすぎた現代社会と違ってゆっくりした時の流れがあった時代やからこそ出来たこと。今後どんどんなくなっていくやろうし、実はビンテージ表記があるボトルってまだまだ安いんちゃう？」と思た事がきっかけで、書き始めた記事。

一応、なるべく定価に近い価格をベースとして算出したんやけど、実売価格はもっと安いボトルも多い。
記事の最後の方に、自分でかんたんに計算できる「ウイスキー月給計算フォーム」を設置しといたから、実際の販売価格で計算してみて驚愕の低月収ボトルを見つけ出すのもおもろいと思うで😋🥃❤️

っちゅうわけで・・・。

今回はウイスキー達の月給を計算してみたから、奴隷のように薄給な「最強コスパウイスキー」購入の参考にしてみてねぇ〜😋🥃❤️

熟成期間50年を超えたウイスキーは、世界でも最強レベルマニア、富豪が楽しむ超希少なボトルばっかりや。
コスパを重視すべきボトルや無いけど、希少すぎる割には時給換算すると案外安いと思わへん？

熟成期間40年台のウイスキーは、10年前くらいまではギリ買えるレベルで、圧倒的旨さを誇る最強レベルのコスパウイスキーも多かった。
2023年現在は、そんな安く手に入るコスパに優れたボトルはもうないし、年々価格は上昇傾向にあって、オフィシャルボトルの場合は最低でも20万円ほどの予算が必要や。
長期熟成原酒の枯渇が原因で高級ウイスキーまでもNAS化が進む今、価格が下がる見込みは無いと思たほうがエエ。
今後買うなら、ある意味毎日、今が一番コスパがエエ時期とも言えるかもしれへんね。

熟成期間30年代のウイスキーは、ピンからキリまで価格の差が圧倒的。
大抵安くはないけど、2万円以下で手に入る奇跡みたいなウイスキーもあるにはある状況。
コスパがエエんちゃうかと思えるラインは、オフィシャルボトルの場合、大体ボトル価格10万円程度が目安やね。
おそらくそれも時間の問題で、もうそろそろ原酒の枯渇、値上げの影響で10万円では手に入らへんオフィシャルボトルばっかりになると思うで。
月給換算すると新興蒸溜所と変わらん水準が多いし、希少価値、旨さ、満足度、ステータス性、全てのバランスが整っとるのが熟成期間30年代のウイスキーの魅力的な点。
わしが個人的に感じる、今一番買っておくべきウイスキーはこのレンジ。

ボトル価格を考えるとだいぶ贅沢な選択肢が多いのが、熟成期間20年代のウイスキー。
ここまでくると大外れはまず無いし、だいたいショックを受けるような不味いボトルに当たることは無い。
クオリティの高さ故、ひと口ひと口の満足感が半端ない。
ストレートでゆっくりウイスキーを嗜むなら、ある意味コスパ最高なのが熟成期間20年代のウイスキーの魅力やね。

トータルクオリティで考えると圧倒的コスパの高さが光るのが熟成期間18年前後のウイスキー。
各社からのランナップも豊富で、選択肢が多く、当分飲み飽きることはない。
一杯一杯の満足度とボトルの価格のバランスが絶妙で、贅沢やけどサラリーマンが普通に買っても大丈夫なギリギリのライン。
とりあえず確実においしいウイスキーを探すのであれば、熟成期間18年前後のレンジが最もおすすめや。
安いウイスキーやと6000円前後で手に入る、最強コスパを名乗るにふさわしいボトルもある。

月給換算すると史上最強レベルのコスパボトルが並ぶのが熟成期間12年前後のウイスキー。
深い余韻を楽しむには一歩足りんウイスキーが多いけど、カジュアルに飲めて無難に旨い、各社のエントリークラスのボトルラインナップが豊富で、最も選択肢が多い事が最大の魅力。
毎日飲むデイリーボトル、ハイボール用のウイスキー選びは、熟成期間12年前後のレンジからチョイスすればOKや。
価格も味も妥協したくないキミにとっては最高のコスパウイスキーになること間違いなし。

熟成期間7年前後のウイスキーは、原酒不足に陥った近年に増加しだしたウイスキー。
NAS化の一歩手前で踏みとどまった感がある、コスパが良さそう見えて実際はそうでもないボトルもちらほら。
今後ますます増えていくことが予想される、そこそこのコスパを重視した短熟系レンジやね。

今回の計算式では最もコスパが悪い部類のウイスキー達。
中には月給20000円（ニューポット）を叩き出した蒸溜所も存在する、ある意味魔境とも言えるレンジ。

上の計算フォームは、キミが今から買うウイスキーがどのくらいコスパがエエのかを見極めるために活用してほしい😋🥃❤️

参考程度にわしが感じたコスパの目安を記載しとくわ。

【神レベル】月給25円以下
【超優良】月給50円以下
【優良】月給80円以下
【優良】月給100円以下
【良】月給130円以下
【並】月給160円以下（20年以上なら、覚悟すべきライン）
【やや割高】月給180円以下
【割高感あり】月給200円以下
【割高】月給250円以下（25年以上なら、覚悟すべきライン）
【ごっつ割高】月給300円以下（30年以上なら、覚悟すべきライン）
【極めて割高】月給350円以下
【激烈に割高】月給400円以下
【狂気の沙汰】月給500円以下（40年以上なら、覚悟すべきライン）
【詐欺を疑うレベル】月給600円以下
【狂人の入り口】月給700円以下
【初級狂人】月給800円以下
【中級狂人】月給900円以下
【上級狂人】月給1000円以下（マッカラン30年がこのランク）
【選ばれし者】月給1001円以上（選ばれしものしか買えんし、値段を気にする次元やない）

今回、適当にメジャーな銘柄をピックアップして計算してみたんやけど、こうやって見てみると10年〜18年モノのウイスキーって大半が月給換算30円〜80円の薄給やから、相対的に見ると実はメチャメチャコスパがエエって事がわかると思う。

当たり前やけど、予想通りブレンデッドウイスキーが圧倒的に低い月給を叩き出してくれたね。
特にカナディアンクラブ12年の【月給15円】は笑う事もでけへんくらいブラック極まる過酷労働さ。
実際カナディアンクラブ12年は終売になってもたウイスキーの一つやねんけど、まだ市場に在庫があるから一応取り上げてみた一本や。

カナディアンクラブ12年みたいな激烈な安月給を見ると、終売になって当然なのがよく分かると思う。
こうやって見てみると、シングルモルトでも十分に安いと考えられるボトルが浮き出てきて自分でも新しい発見が出来てメチャンコ良かったわ。

同時に、あんまり触れたらあかんところやろけど・・・、超絶人気がある「某国新興蒸溜所系」のウイスキーは強烈に旨い20年〜30年モノのウイスキーと同レベルの水準で、なんと月給換算167円〜833円ちゅうエゲツない値段。
ウイスキー目線で見ると、超絶優良企業に見えてくるね😋🥃❤️

おもろい事に、サントリーが正規輸入するウイスキー達、特にマッカランなんかは完全にこの熟成年数を一つの価値として認識しとる感じで、しっかり順当に価格に反映しとるんやけど、逆にグレンドロナックなんかは18年と14年の月給価格が逆転しとったりする事もあって、金銭的に見ると無駄に熟成期間を重ねとるもったいないウイスキーにも見えてまう。

まあ、はじめにも言うたとおり、ウイスキーを月給換算で考えるっちゅうのは、樽の構成もベーススピリッツの原価も、容量も、カスクストレングスか加水か、閉鎖蒸溜所かどうかも完全に無視した計算のやり方やから、あくまでも一つの指標として参考にしてくれたらエエと思うわ😋🥃❤️

ほんまアホやなぁ〜こいつと思われるかもしれへんけど、この考え方が頭にあると、たとえ相場の判断が難しいオールドボトルでも、現在の相場と照らし合わせて、適正価格の範囲内かどうかを判断する強力な材料になるから、気になる時はぜひ「ウイスキー月給計算フォーム」を使って計算してみてねぇ〜😋🥃❤️

最近思うんやけど、気合いだけで乗り切ってきた昭和と違って、平成後期〜令和になって、わしら人間はますます「待つ」っちゅう事がでけへんようになってきとるよね。

作ったらすぐ売りたいし、はよ売って金を生み出さんと造り手が生きていかれへん企業財政的な事情と、昨今のウイスキー需要の高騰で、老舗蒸溜所が過去からストックしてきた良質で高酒齢のストックが減ってしもた事が重なった最悪の状況になりつつあるっちゅうても過言や無い。

ここ10年でだいぶヴィンテージ系のウイスキーは終売になったし、長熟のビンテージモルトの出てくる数も明らかに減った。
2〜3万円する高級ラインでもNAS系が増えてきとるのは皆実感としてわかってると思うし、特に月給換算すると破格に見える12年前後のヴィンテージモルトは今後どんどんNAS化が進んでいってもおかしくないと思うで。

選ばれし樽やないとあかんし、希少性も考えると、特に資金回収効率が悪いと思われるんが18年〜25年あたりのウイスキーで、正直冷静になって考えたら今の価格でも十分に安いんちゃうかと思えるレベル。
まあ間違いなく今後も値段が上がっていくやろね。

ようするに何が言いたいかっちゅうと、わしらはまだギリギリ「エエ酒がお手頃に飲める時代」に生きとるっちゅう事😋🥃❤️

しかも、幸運な事に日本のスコッチウイスキー販売価格は世界的にみても結構安い方。

今後もウイスキーが値上げされていくのは間違いないけど、買えるもんは安い今のうちに買っといて、あんまり悲観せず旨い酒を楽しんで飲んでいこや😋🥃❤️