ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️
2003年に閉鎖された、キャパドニック蒸溜所の貴重な長期熟成シングルモルト。
「キャパドニック21年」
キャパドニック蒸溜所は結構小さい蒸溜所やったんやけど、少量生産ながらも職人のこだわりが詰まった宝石のような原酒が現代に受け継がれとる。
よっしゃ、いつもどおり徹底的にレビューしていくでぇ〜😋🥃❤️
品名:キャパドニック21年
生産地域:スコットランド(アイランズ)
蒸留所名:キャパドニック蒸溜所(閉鎖済み)
設立年:1898年
閉鎖年:2003年
熟成年数:21年
カスクタイプ:ファーストフィルのアメリカンオークバレル
アルコール度数:48%
容量:700ml
タイプ:シングルモルト(ノンチルフィルタード・ナチュラルカラー)
輸入元:ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
評価:★★★★★★★(7)
【キャパドニック21年】 香り・味を徹底的にレビュー
香り
オレンジ、マーマレード、甘いシロップのような香りが印象的。
熟れた洋梨のフルーティさ、軽いバニラとクリアなウッディさも😋🥃❤️
数滴の加水でバニラは更に花開き、ハーブのような爽やかさのあるニュアンスが立ってくる。
味
ストレート(開栓日)
ハチミツ感満載! ボリューミィ&リッチなバニラで口内が満たされる。
ごっつ甘くて華やかな味わいや😋🥃❤️
洋梨を想わせるフルーティさ、スパイシーな雰囲気も感じつつスムースに喉を通過していく。
アルコール度数は48%で深い味が感じられるし、余韻の甘く心満たされるウッディさも素晴らしい。
ゆっくりと舐めるように楽しんでも満足できる仕上がりやね😋🥃❤️
一本買っとけば永く付き合っていけそうや。
ストレート(開栓後 1ヶ月)
濃く甘やかなハチミツ、柑橘・ハーブのような爽やかさとともに訪れるフルーティな味わいとリッチなバニリーな香味😋🥃❤️
温かみのあるジンジャーのようなスパイシーさを感じ、永い余韻へと続いていく・・・。
旨いねぇ・・・。
やっぱり特徴的なのはハチミツ感と柑橘感に覆いかぶさるような濃いバニラの香味😋🥃❤️
濃厚さもありながら、爽やかさもある絶妙な仕上がりに乾杯や😋🥃❤️
加水(開栓日)
数滴の加水で華やかさの中に、ハーブのような香りが立ってくる😋🥃❤️
口内での香りの広がりは更に爆発。
ハチミツの主砲、シロップの大砲をブチかまされたあと、スナイパーのようなフルーティさで狙い撃ち。
休む暇なくスパイシーな散弾銃で乱れ打ち。
さらに追い打ちをかけるようにバニラの煙幕で包囲される感じ😋🥃❤️
時間が経つにつれて、グラスの中の香りは円やかに、かつ清涼感を感じる癒やしのアロマに成長していく。
こらぁ、旨いて。
丹精込めて作ってくれた、今はなきキャパドニックで働いた職人さん達に感謝やね😋🥃❤️
ロック(開栓後 5日目)
これはもう・・・・。
最高やね😋🥃❤️
バニリー感あふれる華やかフルーティ😋🥃❤️
ロックにするとややスパイス感が増したような雰囲気もあり。
滑らかでスムース、余韻にかけての膨らみ、ボリューム感も文句なし。
最後の最後までしっかり贅沢な味で満たされる😋🥃❤️
値段もアレなだけに、キャパドニック21年・・・、実に贅沢なロックやわ。
氷が溶けていくにつれてスパイス感は薄らいで、終始花のような香りで満たされる。
それでも余韻はふわっと膨らみがあって、永く続く・・・。
ロック(開栓後 3.5ヶ月目)
華やかで麦の甘みがギュッと詰まった旨い一杯😋🥃❤️
スパイシーさがちょうどエエアクセントになっとって、氷が溶けるにつれて変わる表情に彩りを加えつつしっかりと引き締める。
落ち着いたバニラのアロマが永く続くから、今はなきキャパドニック蒸溜所で働いとった職人を想ってゆっくり時間を忘れて飲みたいね😋🥃❤️
ハイボール(開栓後 1.5ヶ月)
うわぁ・・・、めちゃめちゃ旨いなぁ・・・。
もとがエエだけに、ハイボールにしたら贅沢さがエゲツない。
ハーブのような爽やかさからはじまる上品でサラリとした甘みに、ウッディで複雑な香味が広がりつつ、バニラの華やかな香りがそっと添えられた高級ハイボール。
濃い目に作ったらハチミツの甘味がギュッときてめちゃめちゃ最高、極上気分や😋🥃❤️
ラストの麦香る感じもコレまたたまらんねぇ・・・。
ちょっともったいないけど、まるまる一本手元にあれば是非一度お試しあれ😋🥃❤️
【キャパドニック21年】の定価・販売価格は?
キャパドニック21年の定価は35,200円。
さすがはエエ値段するねぇ。
せやけど、閉鎖蒸溜所の原酒としては比較的買いやすい値段なんがキャパドニックのエエところ。
ちゅうても、もう二度と同じもんは作られへん閉鎖蒸溜所の貴重なシングルモルトやから、この先値段が上がっても、絶対に下がることは無いボトル😋🥃❤️
多分やけど、来年2023年もシークレットスペイサイドとしてリリースされるとは思うけど、おそらく同じ値段では出てこんと思う。
その理由は世界的な物価の急上昇と、ウイスキー需要の激化、さらなる原酒の減少や。
閉鎖蒸溜所の原酒は減ることはあっても増えることは絶対にない。
つまり、キャパドニックは買える時に買っといたほうがエエボトルの一つ。
買って大事に置いとくのもエエけど、せっかく手に入れたんやったら失われつつある貴重な味を自分の舌に刻み込むのが一番やでぇ〜😋🥃❤️
コメント
ぽろんちょおじさん様のレビューはとても参考になります!
開栓直後や時間が経ってからのレビューは本当にありがたいです。
今後もレビューお願いします!
ウイスキー大好きな通りすがり様
有り難いお言葉、感謝いたします!
ウイスキーは意外と開栓当初とピークのタイミングとの差が大きいので、少しでも多くの方に知ってもらいたいと考えております。
イマイチやなぁ・・・、と思ったボトルでも忘れた頃に大きく印象が変わることがあるので、これからも時間を追ったレビューを続けていきますねぇ〜!