【ローヤル15年 青ギザラベル】希少な後期モデルの味の違いに迫る。

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ぽよんちょウィスキーレビュー
ぽよんちょおじさん
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ども、ウィスキー販売情報とウィスキーレビューをお届けする、ぽよんちょおじさんです😋🥃❤️


今はなき、ローヤルシリーズのフラグシップとして君臨した15年モノの後期モデルにあたる、出荷量が極めて少ないボトルの一つ。

「ローヤル15年 青ギザラベル」


このローヤル15年はオークション、フリマ市場でも見かけることが最も少ないローヤル15年のひとつで、販売期間はわずか2年間のみ。


ほな、今回もじっくりレビューしていこかぁ〜😋🥃❤️

品名:ローヤル15年(2007年~2009年頃)
生産地域:日本
蒸留所名:サントリー株式会社A

タイプ:ブレンデッドウイスキー
熟成年数:15年
度数:43%
容量:750ml

評価:★★★★★★★(7+)

オススメの飲み方

№1:ハイボール
№2:ストレート、ロック

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【ローヤル15年 青ギザラベル】香りと味を徹底レビュー。

開栓日:2023/08/06

香り

ぽよんちょおじさん
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ウッディでメローな贅沢感ある香り立ち。
熟した洋梨のような濃いフルーティさがグイグイ上がってくる😋🥃❤️

ローヤル15年プレミアムと比較しても、ウッディなニュアンスがしっかりあって、香りからくる甘みと複雑さが一段上や。

プレミアム15年の方は、どっちかっちゅうとグレーンのすっきり系な甘い香りが目立っとるけど、このローヤル15年はもっとモルティで全く傾向が違うなぁ・・・。

やっぱりローヤル15年シリーズは後期になるほど旨いっちゅう噂はホンマやったんか😋🥃❤️

ストレート (開栓日)

ぽよんちょおじさん
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うわぁ、エエやん。

響マーク時代のゴールドラベル、初代にあたるプレミアム15年青ラベルと比較しても、明らかに香りの広がり方が違うわ。

プレミアム15年はちょっとグレーンの目立ち方に気になる部分があったけど、このローヤル15年青ギザラベルはモルティさがしっかりあって、モルト由来のフルーティさが口いっぱいに広がる。

香りで感じたほどミズナラのニュアンスが味には出てないんやけど、シェリー樽の効き方が絶妙で、複雑さとリッチさが他のローヤル15年と比べて一段上な気がするわ。

全てのバランスが整っとって、アレがちょっと・・・、コレがちょっと・・・、っていう気になる部分が全くない。
当時の価格は5000円くらいやったはずやけど、素晴らしい完成度やなぁ・・・。

後期のローヤル15年は旨いって聞いとったけど、期待通りやわ。


最後期にあたる青ギザラベルのローヤル15年は、エエ原酒がメチャメチャあったんやろなぁ・・・、と思わせてくれるナイスな味。
どこかホッとする、ごっつ贅沢感のあるブレンデッドウイスキーやね😋🥃❤️

ストレート (開栓後 3ヶ月目)

ぽよんちょおじさん
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程よくスパイシーでモルトの旨味が詰まったバランスの取れた味😋🥃❤️

グレーンの風味は全体をまとめる程度の塩梅で、ワイがワテがと主張せえへん絶妙な効き具合い。

モルトベースの甘みと香ばしさがしっかりしとるから飲みごたえがあって、自然と総合的な満足感も高くなるね。


なんかもう・・・、無心になって飲めるっちゅうか、やっぱりサントリー特有のバランス感の良さが飲みやすさに繋がっとる感じで、気づいたら何杯もおかわりしとる感じやねんなぁ・・・。

ちょっと酔いが回ってきて、ようやくボトルの減り具合いに気づく。
そこではじめて、あかん、飲み過ぎやって気がつくねん😋🥃❤️

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加水(開栓日)

ぽよんちょおじさん
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少量加水でクリーミィさが出てくるわ😋🥃❤️

モルティでリッチ&フルーティな甘みがしっかり馴染んで、舌の上をツルツル滑り抜ける感じが最高や。
複雑な樽香と馴染んだプルーン、洋梨のフルーティな味わいがメインやから、甘くてメチャメチャ飲みやすい。

ただ飲みやすいだけやなしに、喉元手前あたりでアルコールの力を借りて口内に一気に香りが広がるから満足感も抜群にある。

加水すると香木感もより出てきて、落ち着いた気品ある香りがゆっくりとグラスから立ち上っていく・・・。

ロック(開栓後 3ヶ月)

ぽよんちょおじさん
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メロウな甘〜い香りが最高やね😋🥃❤️

そそぎたては軽いピーティさがあって、甘さとのコントラストも素晴らしい。
初期のローヤルプレミアム15年と比べてモルティさが強めでしっかりした旨さが詰まっとる印象が強い。

氷がゆっくり溶けて馴染んでいく様もエエし、安心して最後まで楽しめる余裕を感じる出来。


氷が溶けてもバランスは崩れず、徐々にナチュラルな甘味なより自然に広がって、しっかりコクもあるし、誰からも愛されるであろうほんまに飲みやすいブレンデッドやわ😋🥃❤️

ロック(開栓後 1年)最後の一杯

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

瓶底になるにつれて、確実にうまく円やかに変化していくローヤル15年😋🥃❤️

青ギザラベルも例に漏れず、開栓当初に比べて穏やかでバランスのとれた温かいウイスキーやったなぁ・・・。

一口飲めば、エエ原酒が使われとる事が感覚的にすぐに分かる仕上がりで、文句の付け所がない整った風味に感心するばかり。


仄かなミズナラ風味がふわりとあって、グレーンのやさしくスッキリとした甘みがモルトのフルーティさを立たせつつ、ある点ではしっかりと補いつつうまいこと融合しとるっちゅうか、語るよりもまず飲んだらエエやん😋🥃❤️
みたいな感じの味わいや😋🥃❤️

今の響ブランドに1万出すくらいやったら、2次流通でローヤル15年か青ラベルの12年を買ったほうが満足感は確実に上っちゅう断言できるくらいしっかり隙なく旨い。

しばらく1万円ちょいくらいの価格で落ち着きを見せとるけど、今後なくなっていく一方やから買うなら早いほうがエエと思う。

とりあえず黄金時代のサントリーウイスキーを最もリーズナブルに楽しむ選択肢の一つであることは間違いないから、今後永遠にあのときは良かったっちゅう感じで語られていくんやろなぁ・・・・。

ハイボール(開栓後 3ヶ月目)

ぽよんちょおじさん
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あぁ〜、こらぁエエなぁ・・・。

ローヤル15年の華やかさとオーキーさが炭酸バブルで一体となって、内に潜んだナチュラルなフルーティさがより良く引き出される旨旨ハイボール😋🥃❤️

食中でも食後でも、単体でもマリアージュさせてもOKな寛容さ。
万能なフィールドで活躍できる、熟成感とカジュアルさ双方を兼ね備えた秀才タイプやね。


今、この時代において、このレベルのハイボールが気軽に飲めたらどれだけ嬉しいか・・・。

貴重なこの一本を持っとる人は、時代に思いを馳せながら一杯一杯噛み締めて楽しも😋🥃❤️

ローヤル15年 青ギザラベルの販売価格は? ぶっちゃけ買い?

ぽよんちょおじさん
ぽよんちょおじさん

ローヤル15年青ギザラベルは、ローヤル15年シリーズの後期に販売された、シリーズの中でも最も希少価値の高い、珍しいローヤル。

当時の販売価格は5000円くらいやったはずやけど、最近の2次流通販売価格は、10000円〜15000円。

数の少なさも影響してか、他のローヤル15年よりも、やや高価格になる傾向が高いみたいやね😋🥃❤️


ローヤル15年シリーズの中でも最も旨いっちゅう噂があるんやけど、噂通りっちゅうか、構成原酒となるモルトの比率が高いのか、グレーン感が気にならへんしっかりした味わいが特徴や😋🥃❤️

サントリーに問い合わせても、全部中身は同じですっちゅう回答しか返ってこおへんけど、実際に飲めば一発でわかるレベルの味の違いがあったわ😋🥃❤️

やっぱりウイスキーっちゅうのは、同じ銘柄、同じような販売時期でも、風味に明確な差がある奥が深い酒。

いろんな時代の同じ銘柄を飲み比べてみるのも、ウイスキーの楽しみのひとつやでぇ〜😋🥃❤️

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